合成添加物:危険か?安全か?

天然添加物は安全で、合成添加物は危険!とイメージしてしまいます。
反対に、天然でも合成でも同じ!かえって合成添加物の方が安全と主張する方もいらっしゃいます。
合成添加物安全派の主張は、2つあります。
1. 合成添加物は、国の安全基準をクリアーしているので安全である。
主に、自然界に存在するもの、例えば水を10リットルも飲めば有害になる。
しかし、安全量(適量)であれば、有効で、安全である。
合成添加物は、国が定めた安全量(適量)であるため、有効で、安全である。
却って、自然界に存在するものは、安全基準がないので、危険である。
というものです。
ですが、合成添加物の安全基準は、ラットなどの小動物の動物実験で導き出されています。
小動物の実験がそのまま人間に当てはまるのか疑問の余地はあると思うのですが、そこは許容しましょう。
小動物の実験では、テストしたい合成添加物を1種類、つまり単体で実験します。
私たち人間は、たくさんの種類の添加物を同時に食べることがほとんどです。
つまり、複合摂取しているのが現実です。
私は、複合汚染と呼んでいるのですが合成添加物AとBを2種類を同時に食べたときに、体内でどのよう
な化学変化を起こすのか?
まだまだ分からないことが多いのが現実です。
その上、10種類、30種類を同時に食べたらどうなるのか?
考えるだけで、怖くなるのは私だけでしょうか?
2. 化学式が同じであれば、天然も合成も同じ作用をする。
これは、理論的には同じなのですが、様々な研究で、合成化合物が天然化合物と体内で、違う変化をすることも分かってきています。
まだまだ研究が始まったばかりと言えそうです。
結論として、新しい合成添加物ほど、避けた方が安心である!と考えています。
繰り返しますが、合成添加物を始め、農薬、ホルモン剤、トリハロメタンや抗生物質など、農業生産物や畜産物に含まれる新しい化学合成物質はたくさんあります。
数種類、数十種類と一緒に食べている、複合摂取しているという自覚が必要だと思うのです。
ですから、出来る限り減らすことが、危険性を減らすことにあると思います。
最後に
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