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セカンドオピニオンとは

 2025/01/17 特集と東洋医学
この記事は約 6 分で読めます。

セカンドオピニオンとは、その名の通り、第2者の意見を聞くことです。

簡単に言っちゃうと……。

主治医
もしくは現在通院している医師
以外の医師から
他の治療法の可能性などを聞く

ってことですよね。

主治医に現在行っている治療法以外の治療法がないかを尋ねることも含みます。

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セカンドオピニオンをスムーズにする流れ

セカンドオピニオンで聞きたいこと紙に書く
セカンドオピニオン先 ( 病院 )決める
通院中の病院で「紹介状」と「検査情報」をもらう
セカンドオピニオン先を受診する

というのが、セカンドオピニオンを受ける時の一般的な流れです。

セカンドオピニオンの問題点:その1

セカンドオピニオンの選び方の前に、実は、上記の流れで1番目の「聞きたいことを、紙に書く」とありますが、これ実は大きな問題があるんです。

それは……

患者さんは医療知識を持っていない!

ということなんです。

そして

自分が病気なると思っていない!

のです。

ですから、患者さんは前もって勉強していない・準備していないのです。

ドクターから説明をされても何を言っているのか、理解するのが難しいんです。

また、もしも、ドクターの説明を理解できたとしても、治療法の疑問や他の治療法の可能性が分かる患者さんは、ほとんどいらっしゃいません。

セカンドオピニオンと言って、ただ単に、主治医以外のドクターを受診したとしても、同じ治療法を行っているドクターなら、やはり同じ治療法を薦めます。

例えば、乳癌の全摘 ( 初期でも乳房全部を切除する ) が良いと思っている主治医から、全摘が良いと思っているドクターを受診しても同じってことです。

この場合は、部分切除を推奨しているドクターを探して、受診しなければならない訳なんですが、乳癌に部分切除という選択肢があるということを患者さん側が知らないとセカンドオピニオンとしてのドクターを探すことが難しいです。

セカンドオピニオンの問題点のひとつは、患者さん側に医療知識が少ないということがあります。

セカンドオピニオンの問題点のひとつ
患者さん側に医療知識が少ない

セカンドオピニオンの問題点:その2

手術を要するような、入院が必要な病気に罹ると、まるでジェットコースターに乗っているようなんです。

繰り返しますが、セカンドオピニオンの問題点のひとつは……。

患者さん側に、医療知識が少ないので、疑問や他の治療法の可能性が分からないので、他の考えや治療法を行っているドクターを探すことが出来ないんです。

しかも。

しかもですよ。

手術が必要な病気って、検査してから非常に早いスピードで治療が進みます。

もしも、検査に時間がかかったとしても、手術が必要と分かるまで、どんな病気の可能性があるのか?を、患者さんが知ることはほとんどないのが現実です。

インフォームド・コンセント ( 説明と同意 ) というのが、盛んに言われていますが、検査段階で納得のいく説明を受けることは、まず稀だと思います。

だって、この段階では、あなたの病気を検査しているドクターも分からないんですから、説明もできないですよね?

繰り返しますが、手術が必要な病気の時には、まるでジェットコースターに乗っているように、早く進んじゃいます。

普通は、冷静に考える時間はないと思って下さいね。

セカンドオピニオンと言うけれど

セカンドオピニオンと言うけれど、実は、日本の医療はかなり制約を受けています

つまり、健康保険が使える治療法にはガイドラインがあるんです。

言い直しますね。

このガイドラインを逸脱して、健康保険を使うことは難しいんです。

ですから、ガイドラインを守っている限り、治療方法の選択には限りがあるんです。

ハッキリ言っちゃいます、ドクターを変えても治療法は同じことが多いんです。

もちろん、手術には、うまい下手はあると思うんです。

しかし、私たち一般の患者さん側が、ドクターの手術の腕前が分かることは、普通はないんですよね。

そして、ドクターA先生が処方する薬とドクターB先生が処方する薬は、同じなんです。

この同じ視点からのセカンドオピニオンは、選択範囲が限られる!

というのが、2つ目の問題点です。

セカンドオピニオンに鍼灸師を選ぶということ

同じ視点からのアドバイスは、選択範囲が狭くなってしまう可能性があります。

もちろん、手術や薬が必要な病気はたくさんあります。

しかし、あなたの身体を「鍼灸医学」という違う角度から診てみると、また違った可能性が広がることがあります。

違う視点からのセカンドオピニオンを選ぶポイント

  • 西洋医学からの視点だけでなく、違う角度から診てみる
  • 鍼灸医学からの視点から診てくると可能性が広がることがあるんですが……

ここでもまたポイントがあるんです。

それは、鍼灸師というのは、国家資格

つまり、厚生労働省大臣認可の免許があるということなんです。

※あんま指圧マッサージ師、はり師、灸師という3種類があります。

患者さんにとって「免許のあるなし」よりも「技術の良い悪し」の方が大切かもしれません。

しかし、国家資格ということは、最低3年以上の文科省が認可した教育機関を卒業し、国家資格にしっかり合格しているということなんです。

簡単に言っちゃうと、基礎医学。

つまり、西洋医学の解剖学、生理学などの基礎は、ある程度分かっている、と言うことなんです。

これ、とっても大切なんです。

ホリス治療院には、無資格?民間資格?の施術を経験してから、辿りついた患者さんがたくさんいらっしゃいます。

もちろん、たとえ無資格でも、もすごく勉強し、腕のよい先生もいらっしゃるかもしれません。

でもね……って、思っちゃうんですが、この辺はあまり突っ込まずに、サラッといきますね。

やっぱり、国家資格者に相談しましょうネ。

最後に

お困りのこと、質問や疑問などありましたら、ホリス治療院にお気軽にご相談下さいね。

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金井 進

金井 進

元気の羅針盤編集長。
ホリス治療院院長、はり師、灸師 ( 国家資格 )。

1994年よりホリス治療院開業。
鍼灸、カイロプラクティック、フィジカルセラピーを融合した独自の治療体系で日夜、患者さんと向き合っています。

30年以上にわたる鍼灸臨床のなかで培った知識と経験をもとに、あなたの困った問題を解決できるような確かな情報をお届けしたいと思っています。

あなたの喜びの声を聞くことほど、私達の仕事に「情熱」と「やりがい」を与えてくれるものはありません。
いいこと・悪いこと、どんなことでも結構です。
是非、あなたの声をお聞かせ下さい。

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