パソコンやスマホの使いすぎ!目のかすみや痛み、作業しながら解消法
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あなたは、パソコンやスマホ、ゲームの画面を見過ぎて、
- 目が疲れる
- 目がかすむ
- 目が痛む
- 首や肩が凝る
- 腰が痛い
など、つらいことはないですか?
あなたのそのつらいその症状・・・、
それは、VDT症候群かもれません。
VDT症候群の解説と作業をしながらできる解消法をお教えします。
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VDT症候群って何?
VDT症候群は、Visual Display Terminalsの略の通り、パソコンやスマホ、ゲームの画面を長時間、見続けることで引き起こされる一連の症状のことです。
VDT症候群の症状は?
目の症状
目が疲れる、目がかすむ、目が乾く、目が痛む、視力が落ちるなどがあります。「テクノストレス眼病」と呼ばれることもあります。
身体の症状
肩こり、首から肩、腕が痛む、だるいなどの症状が起こり、慢性的になると背中の痛み、手指のしびれなど色々な症状を引き起こすことがあります。
精神の症状
イライラ、不安感を招いたり、抑うつ状態などがあります。
隠れた病気
もしかしたら、その目の症状は他の病気が隠れているかも知しれません。
手元が見えにくい
老眼(老視)
目のレンズである水晶体の弾力性が低下して、近くを見るときに必要な調節ができなくなるために起こります。
45歳を過ぎるくらいはから始まり、60歳くらいで進行が止まるのが一般的です。
目がかすむ
白内障
目のレンズである水晶体は、本来透明です。
その水晶体が濁ってくるのが、白内障です。
はじめは、車のライトがまぶしく感じます。そして、濁りが広がってくると鏡が曇ってくるように、ものがかすんで見えます。
脳腫瘍
ごく稀ですが、脳の視中枢やそれに通じる神経に腫瘍ができると目がかすんだり、視野が欠けたりします。
目の痛み
緑内障
眼球内の圧力である眼圧が高くなり、視神経が圧迫される病気です。
急性の場合は、急激に眼圧が高くなり、目の痛みや白目の充血、黒目の濁り、そして頭痛、吐き気やおう吐を伴うことがあり、気づきやすいです。
しかし、慢性の場合、眼圧の上がり方がゆっくりで、自覚症状がほとんどない場合が多く、見逃されやすい病気です。
蚊が飛んでいるように黒い点が移動する
飛蚊症
目の中のほとんどを占めるゼリー状のものを硝子体といいます。
この満たしているゼリー状の中に、ゴミ(硝子体にある繊維組織の残骸)が浮いているのが、映っている状態です。
白い糸があるように見えたり、蚊が飛んでいるような黒い点が移動して見えます。
糸くずのようなものが見える
網膜はく離
目の内側をおおっている網膜。その網膜がはがれてしまう病気です。
前兆として、飛蚊症が現れることがありますので、注意が必要です。
ものが2重に見える
多発性硬化症
難病指定されている多発性硬化症。
電気コードは、電線の周りがビニールで覆われています。私たちの神経は、電気コードのように、神経の周りを髄鞘と呼ばれるもので覆われています。この髄鞘が壊れるのが多発性硬化症です。
この多発性硬化症で、視神経が障害されると、ものが2重に見えたり、視力低下や視野が欠けることがあります。
以上の病気が隠れていることがありますので、目の異常が続いたり、心配な方は専門医の先生に相談しましょう。
VDT症候群(テクノストレス眼病)の一般的解消法
平成15年に厚労省が、新「VDT作業における労働衛生管理のためのガイドライン」を策定しましたので、その内容を踏まえてご紹介します。
休憩
- 1時間に10分~15分は休憩しましょう。
- 時々適度に身体を動かして、緊張をほぐしましょう。
- メガネは度のあったものにしましょう。
パソコンに向かう姿勢
- 画面との目の距離は40㎝以上離しましょう。
- 反射しにくい位置にディスプレイを置きましょう。
- 反射防止型のディスプレイを使用しましょう。
- 室内はできるだけ明暗のコントラストがないようにして、まぶしく感じないようにしましょう。
- 書類と目の距離も、画面からの距離とあまり差がない程度にしましょう。
- ※視線がやや下向きになる角度にディスプレイ(画面)を置くように推奨しているケースもありますが、まっすぐに向くようにしましょう。
- ※椅子は深く腰をかけて背もたれに背を十分に当てるように座るように推奨しているケースがありますが、椅子の大きさが身体に合わないときなど、浅く腰掛けて、腰が後ろに曲がらないようにするようにしましょう。
作業しながら解消法
まばたきをする!
一般的な解消法の「1時間に10分~15分は休憩しましょう」
ただ休憩する・・・これでは、かなり不十分。ただ休憩してもダメです。
私たちは、パソコンやスマホ、ゲームの画面を見ているときには、「まばたき」の回数が減ることが分かっています。
実は、この「まばたき」が、目の周りの筋肉を緩める働きをしています。つまり目の周りの筋肉のストレッチになります。
ですから、画面を見ているときに、意識的に「まばたき」をするようにしましょう。
目を閉じる!
休憩しているときに、本を読んだり、テレビを見ていたら、やっぱり同じですよね。目を休めるには、どうしたらよいのでしょうか?
そうなんです。目を閉じるのです。目を閉じることで、目は休まりますので、休憩するときには、目を閉じましょう。
そして、パソコン作業が続くときに、いちいち机から離れて休憩・・・
なんて出来ませんよね。
そんな時には、数秒から1分くらい「ただ目を閉じる」だけで、目は休まります。しかも集中力が途切れることがありませんので、やってみて下さいね。目の疲れがとれ、くっきり見えますよ。
足首をまわす
パソコンに向かって、長時間座っていると足首がパンパン・・・なんてことはありませんか?
それは、下半身の血液やリンパ液などの循環が悪くなっているからです。
一度立ち上がって、歩くなど軽く身体を動かし、ストレッチなどすればよいのでしょうが、なかなかパソコンから離れたくないとき、ありませんか?
そんな時には、足首を回すようにしましょう。
足首を回すことで、ふくらはぎ全体の筋肉が動きますので、血液やリンパ液などの循環改善が効率よくできます。
また、足の指を開いたり、閉じたりするとより効果的ですよ。
首を横に曲げ、首筋から肩の筋肉を伸ばす
パソコンに向かっていると、肩がカチカチ・・・なんてことありませんか?
そんな時には、肩を回すのがよいのでしょうが、タイピングを止めないといけないですよね?
指はキーボードに置いたまま、タイピングしたまま、首を側屈(横に曲げる)しましょう。その時に顔が前にでない、顎がでないようにすると姿勢もよくなり効果的です。
まとめ
「パソコンやスマホの使いすぎ!目のかすみや痛み、作業しながら解消法」はいかがだったでしょうか?
ちりも積もれば山となる・・・というようにチョッとした工夫で、あなたの目を守り、VDT症候群の予防になります。是非、やってみて下さいね。
また、パソコン作業の負担に負けない身体を作る食事法を知りたい方は、こちらもチェックして下さいね。
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