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ベジ系フェスが人気 沖縄のVeganフェスティバルとカフェ

昨年の11月、二回目の沖縄ヴィーガンフェスへ行ってきました。

 

沖縄というと豚肉!のイメージが強いかもしれませんが、ここ1〜2年でヴィーガンレスランなどヘルスコンシャスなお店が急激に増加。

2005年に厚生労働省が発表した都道府県別の平均寿命は、沖縄の女性は1位を守り続けたが、男性が1985年の1位から一気に25位にまで転落。

かつては世界に誇る長寿の島だでしたが、長寿日本一の沖縄が首位から急転落した背景には食の欧米化と急速に広がった車社会の影響で肥満者の増加に繋がったようです。

ヘルスコンシャスなお店が沖縄に増えたのは食環境の実態が短命化へ影響した結果、食に対する意識が再認識されたのかもしれません。

 

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Vegan フェスとは?

世界ではアラスカからアメリカ、ヨーロッパ各地で行われ、食を通してエコロジー、健康なライフスタイル、アニマルライツを伝えることを目的とするお祭りです。

特にアメリカ(カルフォルニア)、(ニューヨーク)、カナダ、オーストラリア、ドイツ、イギリスは菜食者の率と比例し、Vegan FestivalやWorld Vegan Dayと多くのイベントが行われているようです。

そして、沖縄Vegan Fesも動物たちのためのチャリティーイベントと菜食を通して環境、健康なライフスタイルを伝える目的として昨年4月に第一回目の沖縄ヴィーガンフェスが行われました。

予想をはるかに上回る人気だったため、2時間以内に多くの出店者が売り切れ続出となり、今回は、東京からもお店が出店し、70店舗以上が集結。

沖縄らしい青空と太陽の下、お客様はローカルの外国人のお客様が6割〜7割と海外のかたの来場が目立ちました。

 

オーガニック食品やVeganフードと聞くと「高そう」「面倒くさそう」「敷居が高そう」なイメージも少なくないようですが、日本でもスタイリッシュなお店が増え、より多くの方が気軽に楽しく取り入れられる傾向になってきています。

ヘルスコンシャスなレストランや食材店が増えてきているなか、オーガニック、グルテンフリーなどをコンセプトにしたフェスやイベントも年々増加。

私は今回、協賛と出店のお手伝いで参加してきたのですが、

お客様にきいてみると、健康になりたい、ダイエットをしたいという方がほとんどでしたが、環境問題や動物保護のために菜食、ライフスタイルを心がけているという方も多かったです。

会場では、殺処分0・ヴィーガンの啓蒙活動を通して、沖縄をより動物に優しい場所にすることもフェスの目標であり、可愛い動物と触れ合うと犬猫の譲渡会も行われていました。

待ちに待った優しい家族が見つかり、その幸せが殺処分0に繋がればそんな幸せなことはないでしょう。

 

Veganの目的や意味

私がこういったライフスタイルにシフトするようになったのは沖縄、オーストラリアの生活からインスピレーションを受けたからだと思います。

Veganやベジタリアンというと難しく囚われてしまいがちでしたが、「完璧にこなすこと」や、「お肉や魚を食べないで!」というのが目的ではありません。

食べ方を変えると、生き方が変わるのを感じたから。

環境にも意識ができ、心も身体も満たしてくれるというメリットも感じましたが、100%菜食を目指しているわけではなく、身体の声を聞いて必要なものを摂るようにしています。

 

Veganの人たちってどんな人?

菜食といっても様々な種類の菜食者がいます。

アメリカやイギリスにはベジタリアン、ヴィーガンの選手、ボディビルダーが沢山いますが、日本ですとこのかたの存在が大きいのではないでしょうか?

「ベジワールドより」

今回のヴィーガンフードフェスの共同主催をしているカリフォルニア州出身のダンテさんは学校の教師の傍らユーチューバー、「ベジワールド」のライターと様々な啓蒙活動をされ、動画でヴィーガンでも美しく、力強くなれるのを証明しています。

 

 

私自身の経験ではオーストラリアで過ごしていた7年間、菜食を意識している、または実践している人の多さにも驚きましたが、旅の先々で食したVegan料理は食事もスイーツもクリエイティブで、そのバリエーションを知れば知るほど恋に落ちたような、そんな感覚でした

特にシドニーや大きな都市ではトレンドの要素を取り入れ、季節や素材に合わせてフレキシブルに提案しているお店も多く、菜食=味気ないというイメージを180℃覆すほど美味しく、バラエティーに富み、さらには環境にも配慮しているお店も多く存在しました。

先日作ったVeganグラタン

また、外資系の機内食はベジタリアン対応はもちろんVegan対応をする航空会社も増えてきています。そんな経験から私がお伝えしたいと思ったのは菜食も「美味しい」ということ。

 

プロレスとヴィーガンカフェを通して

琉球ドラゴンプロレスの二代目チャンピオンのオーストラリア出身のDINGOさんはVeganでこの体!

プロレス界でご活躍されているだけでなく、那覇にあるヴィーガンカフェ 「にふぇーら」のオーナーでもあり、菜食を通してVeganのライフスタイル、美味しさ、素晴らしさを伝えています。

フェス当日にはミニプロレスチャレンジを開催し、小学生の皆さんが真剣にお話を聞く光景も。

Dingoさんより

ヴィーガンカフェ「にふぇーら」さんでは、DINGOさんと素敵なパートナーの方が沖縄のエネルギッシュな野菜や果物、植物の豊かな恵みをたっぷり盛り込んだVeganブレックファーストを提供してくれています。

私も虜になったメニューの一つ DINGOさんオリジナル「ヴィーガンエッグベネディクト」は何度も試作し、やっと完成したオリジナルメニューなのだとか。

太陽の光が差し込むテラスは朝食にぴったり。

可愛いオリジナルグッズも。

Vegan Fesではどんなものが販売されているの?

ハンバーガー、お寿司、カップケーキ、ヴィーガンのソフトクリーム、寿司、ブリトーなどの人気メニューがすべて植物性のみで作られてるものが販売されています。

味気ないなんて言えなくなるほど美味しい商品が勢揃い。

心、体にも軽いVegan food。添加物も使用せず植物の力を借りて私たちの目と舌を楽しませてくれました。

自然栽培や無農薬で育てられた食材で調理。創作ベジのおうちカフェ「星のたね 」さん

大好きな宜野湾市の「Rice beat」さんのサンドイッチとハンバーガー。

京都からはマクロビオティックやオーガニックフードに力を入れている協賛者の「プレマ」さん。

沖縄らしいトロピカルフルーツ。

お寿司も美味しそう♪

Veganグルテンフリー身体に優しい焼き菓子専門店「Vivre Okinawa」さん。

東京からグルテンフリー&ビーガン&ベジタリアン食材の「VegeHeartベジハート」さんもご出店。

こちらも東京から「グリーンカルチャー」さんのベジ餃子 とっても軽くて食べやすい♪

「Raw foodスクールビオ」さんのRaw Veganチーズは格別。

まだまだ沢山のお店があり、まわりきれませんでしたが、美味しいヴィーガン料理を楽しめる次回の沖縄ヴィーガンフードフェスは、ゴルデンウィーク。

2017年5月6日予定。(詳細は随時 ご確認ください)

https://www.facebook.com/events/1628956294067394/

 

海を眺めながら、100%植物性の食事で身体をチャージ。

野菜中心の食事でも、元気いっぱい!フェスに参加してバイタリティー溢れる食事と温かさに触れることができました。

代表のダンテさんはダイビングをして、海を掃除する活動も行っています。「誰かのために」「何かのために」なりたい。世の中にはそう想っている人がたくさんいて、

ただ、何をしたらいいのか想いだけに留まり、行動できていない人もたくさんいると思います。

「美味しい」「楽しい」が誰かを喜ばせ、「誰かのため」になっている。

ネットで「インフォメーション」はたくさん手に入っても、本当に有益な情報は、自分の肌で感じ、手に入れたものです。

そんな「何か」「誰か」のためにが見つかる沖縄Vegan Fes。

あなたの「⚪️⚪️のために」は何ですか?

 

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小野 瑠璃

小野 瑠璃

健康番組レギュラー出演、オーストラリアの移住をきっかけにVegan食中心のライフスタイルをスタート。

2004年からはオーストラリア、ノースクイーンズランド州でヴィーガニズムに興味を持ち、オーストラリアでスキューバダイバーとして活動した後、スパサロンで経営を学びながら7年間 Raw Veganベースのライフスタイルを送る。

2011年 帰国後、拠点を東京に移し、Vegan 専門コミュニティーサイト「Vegan Lounge Tokyo」を立ち上げ、プラントベースを通して食、ライフスタイルの楽しさを発信する。

現在、オーストラリアエコツアーを中心にプラントベース食材、メニュー開発に携わる。

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