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食事療法、食養生法のポイント。東洋医学の智恵に学ぶ5つの基本法則

 2017/09/15 Food Health Lifestyle vegan/vegetarian
この記事は約 11 分で読めます。

○○を食べるだけでダイエット
△△で、完全治癒
□□病に効果がある成分配合
○○式ダイエット食事法
これだけ飲めば・・・

 

などなど、様々な美容、健康、ダイエット情報が氾濫しています。

そして、こんなキャッチコピーに目がいってしまうあなたは、もしかしたら・・・

 

ダイエットしたい・・・
理想的な体型を手に入れたい・・・
糖尿病や高血圧などの生活習慣病を患っている・・・
最近体力の低下が気になっている・・・
なんとなく気力が出ない・・・
体力の低下を感じている・・・
頭痛、眼精疲労、肩こり、腰痛や膝、股関節の痛みなどで悩んでいる・・・
重大な病気が発見された・・・
家族にガンが多く、初来の病気を心配している・・・

 

などなど、美容、健康でお悩みがあるのかもしれません。

または、

 

ランニングのタイムを縮めたい・・・
ダイエットして理想の体型を手に入れたい・・・
アンチエイジング、若返りたい・・・
仕事をもっと頑張りたい・・・
子どもが受験を頑張れるように応援したい・・・

 

などなど、目標を達成するために、今よりも頑張れる身体を手に入れたいのかもしれません。

 

あなたの美容、健康の悩みを解消し、目標を達成し、人生を謳歌できる身体を手に入れるために欠かせない食事。

ですが、この食事については、ちゃんと教わってこなかったかもしれません。

 

理由は、食事について勉強する機会があまりない!

ということもありますが、食事や栄養、健康や病気のことって、とっても言葉が難しんです。
普段使わない単語がいっぱいですからね。ですから、お億劫になり、身につかないんですよね。

 

そこで、今日は、食事療法、食養生法のポイントを東洋医学の観点から見た5つの基本法則を簡単にお話しします。

 

 

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食事療法とは?

食餌療法(しょくじりょうほう、食事療法とも、medical diet)とは、食事の量やバランス、また成分を調節することによって、病気の療養をはかったり、病気の臓器を守り健康管理をはかること。糖尿病、腎臓病、高血圧症などで行われる。

とWikipediaにあります。

 

狭い意味での「食事療法」は、食事が大きな原因とされる糖尿病、腎臓病、高血圧などの生活習慣病、メタボリック症候群などの病気改善や予防のために、行われるものです。

 

簡単に言えば、病気の治療としての食事法です。

 

 

食事療法の基本は?

  • 栄養バランスの取れた食事
  • 病気特有の食事療法

になります。

 

栄養バランスとは?

栄養バランスとは、食事の内容成分で5大栄養素(タンパク質、炭水化物、脂質、ビタミン、ミネラル)のバランスが取れていること。

 

この5大栄養素に、食物繊維、フィトケミカル(植物に含まれる成分で健康に寄与すると思われるもの)を加え、7大栄養素にすることもあります。

 

病気特有の食事療法は?

現在病院で指導される多くは、糖尿病と腎臓病です。

 

糖尿病の食事療法

  • カロリー制限
  • 1日3食
  • 栄養バランスを整える

 

腎臓病の食事療法

  • タンパク質、塩分の制限食

 

一般的な食事療法を、ものすごく簡単に書きました。

 

 

食養生法とは?

食事、食べ物で、健康を維持増進する方法のことです。

 

平安時代の『医心方』という今残っている日本最古の医学書にも、食事法は書いてあるほど、私たちの健康と食事法は、切っても切れないものですよね。

 

正しい食事法は、無い?!

実は、正しい食事法って、無い!と思っています。

 

  • 病気を改善するための食事法
  • 病気を予防するための食事法
  • ダイエットを成功させるための食事法
  • 健康を維持増進するための食事法
  • 若返るための食事法
  • 目標を達成するための食事法

 

それぞれ、目的が違いますから、選ぶ食事法も変わってきます。

 

そして、私たちは一人として同じ人間はいません。当たり前なのですが、体質も違います。

そこで、近年は、個々人に適した食事法を遺伝子解析により、導き出そうとしていますが、まだ一般化されていません。

 

繰り返しますが、【正しい食事法は無い】のですが、【あなたにとって適した食事法】はあります。

一番大切なのは、あなたにとって適しているか?適していないのか?です。

 

しかし、個々人の問題をお話しする前に、食事療法、食養生法の基本法則はあります。

 

では、その食事療法、食養生法の基本法則をみていきましょう。

 

 

医食同源

その名の通り、医療(治療)と食事は、同じですよってことです。

 

鍼灸師からのアドバイス

食事療法は、治療。
食養生法は、健康維持増進。
というイメージがありますが、同じなのです。

 

もっと簡単に言いますと、

 

食事は、毒にも薬にもなる!

 

ということです。
せっかく毎日食事するのですから、楽しく、美味しく、そして美しく健康的な身体を手に入れるものにしたいですよね?!

 

 

一物全体(いちぶつぜんたい)

 

食材、食べ物全体、自然のまま、まるごと食べる!

ということです。

 

例えば、お米でしたら、精白せずに玄米で食べる。野菜も皮をむかないで食べる。など、自然のまま食べるということを言います。

 

鍼灸師からのアドバイス

一物全体、自然のまま食べる・・・とは言いますが、やはり人間が料理する理由もあります。

 

ジャガイモの芽にあるソラニンやほうれん草にあるシュウ酸カルシウムなどは、毒性があることが分かっています。

料理するときには、ジャガイモの芽は取り除きますし、ほうれん草は、アク抜きすると思います。

食材を美味しく料理することは、食材の持つ毒性を抜くことになることもあります。

 

玄米のメリット・デメリット

また、よく聞かれることの一つが、

「玄米を食べた方が良いのか?」

ということです。

 

玄米に関しては、賛成、反対、どちらとも言えないのです。

 

というのも、かなり個人差があり、また玄米以外の食生活が大きく関係します。

 

  • 玄米のメリット・・・食物繊維が豊富。ナイアシン、カリウム、マグネシウム、リン、鉄などのビタミン、ミネラルが豊富。
  • 玄米のデメリット・・・残留農薬。消化に悪い。

 

が、よく言われる玄米のメリット、デメリットです。

メリットに関しても、玄米しかできないことではないですし、デメリットも解消できないこともありません。

 

しかし、患者さんのお身体を拝見し、お話しを伺っていると、食事全体のバランス、個々人の体質を考慮して、玄米にするか?しないか?を決めるのが良いように思います。

 

 

さて、なんだか【一物全体】の批判みたいになってしまいましたが、可能な限り、自然のままで食べるのが良いようです。

 

反対の言い方をすれば、

 

食材を精製しすぎないように食べる!

 

となるかもしれません。

 

 

身土不二(しんどふに)

現代流に言えば、【地産地消】でしょうか?

 

つまり、環境に適した食事をする!ということです。

北海道にいれば、北海道でとれるもの。沖縄にいれば沖縄料理ってことです。

 

そして、四季のある日本で、最も大切なのは、季節によって食材、料理法を変えるということだと思うんです。

 

つまり、旬を食べる!ということです。

 

鍼灸師からのアドバイス

その場所、時によって一番美味しいものを食べる!

 

ってことにつながると思うんです。

 

 

同物同治(どうぶつどうち)

治療したい部位と同じものを食べる!

 

ということです。

 

目を治療したければ目を食べる。肝臓を治療したければ肝臓を食べる。ということです。

 

お肌を綺麗にするために不足がちなコラーゲンを補うために、コラーゲンを食べましょう♪

というのも、同物同治の現代版みたいなものかもしれませんね。

 

ちょっと前なら、フカヒレのゼラチン状のプルプル料理を食べて、

 

「明日の朝は、お肌プルプルだよ~~」

 

という感じでしょうか? 今なら「コラーゲンドリンク」となるかもしれませんね?

 

鍼灸師からのアドバイス

  • お肌をきれいにするために、お顔にヒアルロン酸を注射・・・
  • 膝関節症に、ヒアルロン酸を注射・・・

なども【同物同治】でしょうか?

 

私は、似て非なるもの!・・・違います!

 

と言いたいです。

私たちの身体は、食べたものでてきています。

 

そのためには、消化と吸収が必要です。(当たり前ですが)

 

そして、食べたものが吸収され、体内で、異化と同化という過程が必要になります。

 

  • 異化:食べたものを細かく分解する(破壊)
  • 同化:分解された食べ物をし身体組織に再合成する(再生)

 

という過程です。

 

異化と同化、つまり食べたものの破壊と身体組織の再生と言えるかもしれません。

何事も破壊と再生は必要に思いますが、食事法を考えるときにはもっとも必要なことです。

 

例えば、手術で肝臓を半分摘出したとします。肝臓の成分をすりつぶして注射しても肝臓にはなりません。

筋肉に筋肉線維成分を注射しても筋肉になりません。

 

ただ異物として体外に排泄されるだけです。
排泄出来れば良いかもしれません。もしも異物として体内に留まってしまったら、大変です。

 

食べる!⇒消化し、吸収する!⇒異化し、同化する!⇒身体を創る!

 

当たり前なのですが、とっても大切なことです。

 

 

陰陽補瀉/陰陽調和(いんようほしゃ/いんようちょうわ)

 

東洋医学では、この世の中の全ては、陰と陽の相反する性質(働き)があるとします。

 

食事療法、食養生法によって、身体の中の陰陽のバランスを整えるようにしましょう!

というのが、陰陽補瀉/調和です。

 

補瀉とは、陰は補い(足し)、陽は瀉す(引く)ことで、バランスを取ることです。

 

食事療法、食養生法で知っておきたい陰陽の法則

植物の育ち方
上へ伸びる
例)葉物
下へ伸びる
例)根菜
動物性/植物性
植物性
動物性
とれる地域
暑い地域
寒い地域
酸っぱい、辛い
塩辛い、苦い

また調理法によっても陰陽は変わります。

 

陽性にする調理(加工)法

天日干し、長時間加熱、圧力釜にかけるなどをすると陽性になると言われています。

 

鍼灸師からのアドバイス

あなたの身体の陰陽の偏りを整えるように食事をする!

 

って、難しく考えがちですが、とっても大切なんです。

 

病院で行われている食事療法は、食べ物の成分(7大栄養素)やカロリーで食事メニューを考えるのですが、食べ物の持つ働きに注目してみると、【あなたに適した食事法】が見つかるかもしれません。

 

 

まとめ

今回の「食事療法、食養生法のポイント。東洋医学の知恵に学ぶ5つの基本法則」は、いかがだったでしょうか?

 

繰り返しになりますが、「正しい食事」はないのかもしれません。

 

しかし、古より実践検証されてきた東洋医学の知恵を活かした食事メニューにすることで、あなたにとって適した食事法が見つかるかもしれません。

 

 

もしも、あなたが、具体的な食事法に興味があるようでしたら、こちらもチェックしてみて下さいね。

 

また、もしも、あなたが、避けるべき食べ物に興味があるようでしたら、こちらもチェックしてみて下さいね。

 

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金井 進

金井 進

元気の羅針盤編集長。ホリス治療院院長。はり師、灸師(国家資格)。

1994年よりホリス治療院開業。鍼灸、カイロプラクティック、フィジカルセラピーを融合した独自の治療体系で日夜、患者さんと向き合っています。

30年にわたる鍼灸臨床のなかで培った知識と経験をもとに、あなたの困った問題を解決できるような確かな情報をお届けしたいと思っています。

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