結露の悩み解消法、結露の原因と究極の結露対策、教えます。
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あなたは、冬期に結露でお悩みではないですか?
窓の結露をそのままにしておいて、窓の下がびちゃびちゃ・・・、カーテンまで汚れてしまったり、壁が黒ずみ、カビがイッパイ・・・なんてことはないですか?
そんなあなたを悩ます結露の原因と究極の結露対策、教えます。
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Contents
なぜ、結露が悪いのか?
実は、結露は窓際だけでなく、家のいたるところに生じます。そして、カビが発生してダニがわき、ハウスダストのもとになります。
このハウスダストが、アトピー性皮膚炎やぜんそくなどのアレルギー性疾患を引き起こす原因になることは、あなたもご存知かもしれません。
また、あなたやあなたの大切な家族の健康を害するだけでなく、大切な家を腐らせてしまうこともあります。
黒いカビ・・・壁の天井際や押し入れの壁にありませんか?
もしも、黒いカビが、壁の天井際や押し入れの壁に生えてきているとしたら、それは、かなり悪化、進行しているかもしれません。
それは、家の土台や柱、壁の中、床下などの見えない部分にもカビが生え、それがあなたの大切な家を腐らせているかもしれません。
そして、じわじわと悪化、進行するんです。
例え、耐震性に優れた家でも、土台や柱、壁が腐り始めたていたら・・・、地震の時に、あっけなく崩壊してしまうかもしれません。
なぜ、結露は起きるのか?結露の原因は?
湿度
湿度には、絶対湿度と相対湿度という2つの測り方があります。
絶対湿度は、空気1kg中に何gの水分が含まれているかを表します。
相対湿度は、空気の温度との相関関係で計算されます。
空気は、温度が高いほど水分を多く含むことができ、温度が下がるほど水分は含むことができなくなります。
空気が、もっとも多く水分を含んだ状態を飽和状態と呼びます。
相対湿度とは各温度での飽和状態に対して何%の水分を含んでいるかを表します。
結露は、空気が吸収できる水分量が温度によって異なるために生じます。
上記の湿気の空気線図を見て頂けると分かりやすいです。
一般住宅では、明け方に3℃、湿度70%の空気を暖房して26℃にすると、湿度は16%以下になります。乾燥した空気は洗面所、浴室や家具などからも水分をどんどん吸収します。
その結果、部屋の空気が乾燥しますので、加湿器などを使用し部屋を加湿することが多いと思います。
例えば、あなたが、部屋の温度を26℃、相対湿度を50%にしたとします。
このまま部屋の温度が変わらず、空気が水分を蓄えていれば良いのですが、就寝時に暖房をきると、部屋の温度も下がります。
そして、温度が下がると相対湿度が高まっていき、15℃に下がった時に100%の飽和状態になります。
そして、その時から結露が始まります。
部屋の相対湿度は、40%~60%が最適
湿度は、私たちの身体に大きな影響を及ぼします。私たちの身体には、相対湿度が40%~60%が最適と言われます。これ以上に湿度が高くなるとジメジメして、不快に感じ、これ以下の湿度になると、のどや鼻が乾燥し、炎症を起こしやすくなります。
また、相対湿度が、40%~60%の時が、バクテリアやウイルス、カビやダニなどの微生物の繁殖をもっとも抑えられることが、カナダのASHRAEの研究で分かっています。
そして、呼吸器疾患やアレルギー性鼻炎、ぜんそくなどの症状も相対湿度が40%~60%のときがもっとも起こりにくいことが知られています。
まとめ
結露対策だけでなく、私たちの健康を考えると、40%~60%に部屋の相対湿度を保つことが大切です。
究極の結露対策とは?
結露を防ぐには、家全体の温度差をなくし、1日を通して同じ温度を保つことがベストなのがお分かりだと思います。
しかし、一般的な住宅では、人がいる部屋だけを暖かくします。そうすると、水蒸気は隣の冷えた部屋や押し入れに侵入し、結露になります。
そして、寝るときに暖房をきりますので、部屋の温度が下がり、窓や壁の中で結露になります。
住宅全体と1日の温度を一定に保つことが究極の結露解消法となります。
結露を防ぐ温度差のない住宅にするためには?
断熱性を高め、1日の温度差を作らない暖房方式にすることが究極の結露対策法です。
まとめ
「結露の悩み解消法!結露の原因と究極の結露対策、教えます。」は、いかがだったでしょうか?
もしも、あなたがこれから家を建てるとしたら、暖房方式もこだわってみて下さいね。
もしも、あなたがすでに、家をお持ちでしたら、もう一度、窓を2重サッシにしたりと断熱方法を工夫し、暖房を見直してみてはいかがでしょうか?
それが、大切な家を守ることになりますし、結露対策は、家族の健康を守ることになるのですから。
また、これから家づくりを考えている方は、こちらもチェックして下さいね。
また、家族の健康を守り、元気になる食事法に興味がありましたら、こちらもチェックしてみて下さいね。
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