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依存症と脳内物質の分泌との関係

 2025/02/18 メンタルヘルス
この記事は約 5 分で読めます。

依存症は、脳内物質 ( 神経伝達物質 ) と深く関係しています。

依存症が発症するメカニズムや脳内物質の影響を、具体的な例題を用いて説明します。

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脳内物質と依存症の関係

脳内物質は、神経細胞間で情報を伝達する化学物質です。

依存症は、主に以下の脳内物質と関係しています。

ドーパミン
快感や報酬を感じる時に分泌される。
依存性物質や行動は、ドーパミンの分泌を過剰に刺激し、快感を引き起こす。
セロトニン
気分や感情の安定を保つ。
依存症では、セロトニンのバランスが崩れることが多い。
ガンマアミノ酪酸 ( GABA )
神経の興奮を抑制する。
アルコールやベンゾジアゼピン系薬物はGABAの作用を強化し、リラックス感をもたらす。
ノルアドレナリン
覚醒や注意力を高める。
ストレスに対する反応を調節する役割もある。
  1. ドーパミン
    • 快感や報酬を感じる時に分泌される。依存性物質や行動は、ドーパミンの分泌を過剰に刺激し、快感を引き起こす。
  2. セロトニン
    • 気分や感情の安定を保つ。依存症では、セロトニンのバランスが崩れることが多い。
  3. ガンマアミノ酪酸 ( GABA )
    • 神経の興奮を抑制する。アルコールやベンゾジアゼピン系薬物はGABAの作用を強化し、リラックス感をもたらす。
  4. ノルアドレナリン
    • 覚醒や注意力を高める。ストレスに対する反応を調節する役割もある。

具体的な例題

例1:アルコール依存症とドーパミン

アルコール依存症とドーパミン
35歳の男性ITエンジニア。
仕事のストレスが多く、毎晩ビールを飲むことでリラックスしている。
脳内物質の関係アルコールを摂取すると、脳内でドーパミンの分泌が促進される。
これにより、快感や報酬を感じ、飲酒を繰り返す。
長期的な飲酒により、脳はアルコールによるドーパミン分泌に依存するようになる。
セロトニンが不足すると、うつ病や不安障害を引き起こし、再び薬物を使用してセロトニンを増やそうとする。
結果毎晩の飲酒が習慣化し、次第に量が増える。
アルコールがないと、不安やイライラを感じるようになる。
最終的にアルコール依存症と診断され、治療を開始する。
  • 背景:35歳の男性、ITエンジニア。仕事のストレスが多く、毎晩ビールを飲むことでリラックスしている。
  • 脳内物質の関係
    • アルコールを摂取すると、脳内でドーパミンの分泌が促進される。これにより、快感や報酬を感じ、飲酒を繰り返す。
    • 長期的な飲酒により、脳はアルコールによるドーパミン分泌に依存するようになる。
    • 飲酒をやめると、ドーパミンの分泌が減少し、快感を感じにくくなるため、さらに飲酒を求める。
  • 結果
    • 毎晩の飲酒が習慣化し、次第に量が増える。アルコールがないと不安やイライラを感じるようになる。
    • 最終的にアルコール依存症と診断され、治療を開始する。

例2: 薬物依存症とセロトニン

薬物依存症とセロトニン
22歳の女性大学生。
試験のストレスや人間関係の問題から、エクスタシー ( MDMA ) を使用するようになる。
脳内物質の関係エクスタシーは、脳内のセロトニンの分泌を大幅に増加させる。
これにより、多幸感や社交的な気分を感じる。
使用を繰り返すと、脳のセロトニンシステムが破壊され、自然なセロトニン分泌が減少する。
飲酒をやめると、ドーパミンの分泌が減少し、快感を感じにくくなるため、さらに飲酒を求める。
結果使用量が増え、頻度も高くなる。
薬物がないと気分が落ち込み、社交的になれない。
最終的に薬物依存症と診断され、リハビリ施設に入所することになる。
  • 背景:22歳の女性、大学生。試験のストレスや人間関係の問題から、エクスタシー ( MDMA ) を使用するようになる。
  • 脳内物質の関係
    • エクスタシーは、脳内のセロトニンの分泌を大幅に増加させる。これにより、多幸感や社交的な気分を感じる。
    • 使用を繰り返すと、脳のセロトニンシステムが破壊され、自然なセロトニン分泌が減少する。
    • セロトニンが不足すると、うつ病や不安障害を引き起こし、再び薬物を使用してセロトニンを増やそうとする。
  • 結果
    • 使用量が増え、頻度も高くなる。薬物がないと気分が落ち込み、社交的になれない。
    • 最終的に薬物依存症と診断され、リハビリ施設に入所することになる。

例3: ギャンブル依存症とドーパミン

ギャンブル依存症とドーパミン
40歳の男性営業職。
仕事の成果が上がらず、ストレス解消のためにパチンコを始める。
脳内物質の関係ギャンブルで勝つと、ドーパミンが大量に分泌される。
これにより、強い快感を感じる。
負けても「次こそは勝てる」という期待感から、ドーパミンが分泌され続ける。
ドーパミンシステムが過剰に刺激され、ギャンブルへの渇望が強くなる。
結果勝つことへの期待感から、借金をしてまでギャンブルを続けるようになる。
家族や仕事に影響が出て、最終的にギャンブル依存症の治療が必要となる。
  • 背景:40歳の男性、営業職。仕事の成果が上がらず、ストレス解消のためにパチンコを始める。
  • 脳内物質の関係
    • ギャンブルで勝つと、ドーパミンが大量に分泌される。これにより、強い快感を感じる。
    • 負けても「次こそは勝てる」という期待感から、ドーパミンが分泌され続ける。
    • ドーパミンシステムが過剰に刺激され、ギャンブルへの渇望が強くなる。
  • 結果
    • 勝つことへの期待感から、借金をしてまでギャンブルを続けるようになる。
    • 家族や仕事に影響が出て、最終的にギャンブル依存症の治療が必要となる。

依存症と脳内物質の分泌との関係のまとめ

依存症は脳内物質の変化によって引き起こされることが多く、これらの物質のバランスを回復することが治療の鍵となります。

また、依存症からの回復には長期的なサポートと治療が必要です。

ホリス治療院としては、身体を整えることで脳内物質のバランスも整うと考えていますが、以下に紹介する運動、呼吸法や手放しワークをご提案しています。

最後に

お困りのこと、質問や疑問などありましたら、ホリス治療院にお気軽にご相談下さいね。

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金井 進

金井 進

元気の羅針盤編集長。
ホリス治療院院長、はり師、灸師 ( 国家資格 )。

1994年よりホリス治療院開業。
鍼灸、カイロプラクティック、フィジカルセラピーを融合した独自の治療体系で日夜、患者さんと向き合っています。

30年以上にわたる鍼灸臨床のなかで培った知識と経験をもとに、あなたの困った問題を解決できるような確かな情報をお届けしたいと思っています。

あなたの喜びの声を聞くことほど、私達の仕事に「情熱」と「やりがい」を与えてくれるものはありません。
いいこと・悪いこと、どんなことでも結構です。
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