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つらい痛みからくる不安や恐怖から解放される「ペインスケール」とは?

もしも、あなたに、つらい慢性的な痛みからくる不安や恐怖があるなら……。

それとも、もしかしたら、今現在は

  • 痛みや不都合を感じていないわ!
  • 体調は、まぁまぁかな……
  • こんなもんでしょ?!

というそんなあなた。

もしも、あなたの気付いていない、ベストな体調を引き出す質問が知りたいなら、ホリス治療院で尋ねる質問を教えちゃいます。

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恐怖や不安のもとは?

今まで、風邪ひとつひかなかった、元気印の人が

  • 突然にギックリ腰や寝違えなどの急激な痛みに襲われた!
  • しかも、その痛みが、数週間から数ヶ月続いている……

なんて場合、初めての体験に、何がなんだかわからずに、焦って、不安になってしまうことがあります。

または

  • 発症してから、数年経っている……

と言う場合は、長年の痛みに、将来への不安と恐怖で、うつ状態に陥っている人がいらっしゃいます。

そんな我慢できない痛みを抱えている人たちに、ある質問をし、答えてもらうと劇的に変わることがあるんです。

それは、ペインスケール ( 痛み点数 ) です。

ペインスケールとは

ペインスケール( 痛み点数 )は、その名の通り。

  • 我慢できない最高の痛み:10点
  • 痛みを感じない時:10点

として、痛みの程度に点数をつけることが「ペインスケール」( 痛み点数 ) です。

ペインスケールの4種類

一般的にペインスケールには、4つの種類があります。

  • NRS ( Numeric Rating Scale )
  • VAS ( Visual analogue Scale )
  • フェイススケール
  • VRS ( Verbal Ratig Scale )

です。

1.NRS ( Numeric Rating Scale )

ホリス治療院で採用しているもので、あなたの痛みを点数で表してもらいます。

まったく痛みなしが「0点」、そして一番痛い時を「10点」として、現在の痛みを点数で表現してもらうんです。

2.VAS ( Visual analogue Scale )

NRSが、点数で答えてもらうのですが、これは、直線の起点である左端が「0点」、終点である右端が「10点」で、現在の痛みを直線状で印をつけてもらう方法です。

3.フェイススケール

これは、痛みの程度を表した顔絵から、現在の痛みの程度を選んでもらいます。

小さいお子さんなどに適した方法です。

4.VRS ( Verbal Ratig Scale )

数字を文字、0点 ( 痛みなし ) 、1点 ( 少し痛い ) 、2点 ( 痛い ) 、3点 ( かなり痛い ) 、4点 ( 我慢できないぐらい痛い ) の5段階から、選んでもらう方法です。

慢性的な病気や痛み、つらい症状がある方へ

ホリス治療院が採用しているペインスケール ( 痛み点数 ) とは、

  • 耐えられないような激痛:10点
  • 痛みがまったくない状態:0点

として、今の痛みは何点か?と点数をつけることなんです。

「はじめは10点だったけど、3日後から6点くらいになった。」

とか

「朝は5点だけど、夕方になると8点になる。」

など、痛みの程度を点数にすることで、痛みを客観的に確認できるんです。

痛みを客観視することで落ち着き、不安や恐怖から解放されて、冷静に対応できるようになるんです。

あなたの痛みを点数化し、今の対応、治療や健康法が効果的かどうかも、点数化することで判断できますので、もう一度、ペインスケール ( 痛み点数 ) を再確認してみましょう。

ベストな体調を引き出す【身体の総合点数】

 ホリス治療院では、このペインスケール ( 痛み点数 ) を応用して【身体の総合点数】って呼んでいるんですが

  • なんだか鼻歌が出ちゃうほど元気モリモリの時:10点
  • もうヘロヘロ、やっと起きている状態:0点

として、今の身体の状態に点数をつけるんです。

ホリス治療院には、痛みなどの不快な症状が無くなっても、

  • より生活を楽しむために……
  • よりコンディションをよくするために……
  • 病気予防のために……
  • アンチエイジングのために……

などなど、生活を充実させるため、自己実現のためのメンテナンスとして、定期的に来院されている患者さんが多くいらっしゃいます。

そんな患者さんに、鍼灸治療前に

私:「今日は、どんな感じでしょうか?」

患者さん:「特に問題ありません。」

って会話で終わっちゃうんですが、この質問の後に

私:「身体の総合点数は何点ですか?」

患者さん:「今日は7点です。」

私:「では、どうなったら、その7点が、8点、9点と上がっていくと思いますか?」

患者さん:「それは、胃の不快感が……」「肩がちょっと……」「なんとなく重い感じが……」

と、様々な答えが返ってきます。

今の状態で

  • 不都合を感じていなかったり……
  • 仕方ないとあきらめていたり……

この「身体の総合点数」は、あなたが、「こんなもんだ!」と思っている身体の状態よりも、もっともっと元気な状態をイメージできるみたいなんです。

このあなたが、思っている当たり前の身体のちょっとした不快感、違和感みたいなものを意識してもらい、改善するように、ホリス治療院では導いていきます。

この意識の違いが大きな違いを生むんです。

是非、あなたも大きな違いを生む【身体の総合点数】を、ご自身に問いかけてみて下さいね~♪

<追伸>体験談:読者さんからのメール紹介

こんなメールを頂きました。

~(略)~ 体もですが「体の痛み」と「心の痛み」は、同じように連動しているかと思ってましたが、うでもないのだな~と感じることもあります。

 
多分、良いことも悪いこともごっちゃになっている時って、採点点数も変わってくるように思います。
 
ひとつひとつ、しっかり状態を把握して、全部が痛いのではなく、ここは痛くないな~と、自己分析してあげようと思います。 ここは何点、ここは何点と分けて考えること、整理するのにいいですね。 ~(略)~。

メールありがとうございました。

今日のお話をしなくても「ペインスケール ( 痛み点数 ) 」の応用をして下さっていて、さすがだなぁ~と嬉しく読ませて頂きました。

ペインスケール ( 痛み点数 ) で大切なこと

「ペインスケール ( 痛み点数 ) 」、「身体の総合点数」 ともに同じなのですが、現状把握として点数を付けた後が、実は、重要なんです。

現状よりも点数を上げるため、状態をよくするために、

  • 何をするのか?
  • 何ができるのか?

に注目していくと、どんどん良くなると思うんです。

昨日よりも今日、今日よりも明日が、よりよくなるためにです。

その積み重ねが、ベストな体調を引き出すんですよね。

まとめ

今回の「つらい痛みからくる不安や恐怖から解放される「ペインスケール」とは」は、いかがだったでしょうか?

もしも、あなたがつらい症状に耐えている日々を過ごしているとしたら、1日でも早く回復することをお祈りしております。

そして、一人で悩まずに、お気軽にホリス治療院にご相談下さいね。

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金井 進

金井 進

元気の羅針盤編集長。
ホリス治療院院長、はり師、灸師 ( 国家資格 )。

1994年よりホリス治療院開業。
鍼灸、カイロプラクティック、フィジカルセラピーを融合した独自の治療体系で日夜、患者さんと向き合っています。

30年以上にわたる鍼灸臨床のなかで培った知識と経験をもとに、あなたの困った問題を解決できるような確かな情報をお届けしたいと思っています。

あなたの喜びの声を聞くことほど、私達の仕事に「情熱」と「やりがい」を与えてくれるものはありません。
いいこと・悪いこと、どんなことでも結構です。
是非、あなたの声をお聞かせ下さい。

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