天然添加物と合成添加物の違い

食品衛生上での分類って、なんだか法律用語で難しいですよね。
私たち消費者にとっては、法律上の分類よりも、自然界に存在するものを天然添加物と呼び、化学合成品を ( 化学 ) 合成添加物と呼ぶことが多いと思いますので、この記事では、私たちの感覚の沿って考えてみます。
化学合成添加物
1. 自然界に存在しない化学合成添加物
明らかに自然界に存在しない物質を化学合成したものを化学合成添加物と呼ぶことは問題ないですよね。
実は、この本来自然界に存在しない化学合成添加物は、もともと工業生産の分野で使われていたものを食品に流用したものが多いのです。
新しい物質であるため、人間の身体への影響、危険性や安全性については、まだまだ分からない事だらけです。
保存料、防かび剤、着色料、酸化防止剤、漂白剤、甘味料など、危険性が指摘されている添加物のほとんどは、この化学合成添加物です。
具体的には、タール色素やサッカリンなどがこれにあたります。
2. 自然界に存在する物質を合成した添加物
自然界に存在する物質に似せて化学合成している添加物の場合は、化学分析しても同じ化学式にしていることも多く、見分ける検査法など、確立していないのが現状です。
しかし、工業的に製造した添加物は、化学式で同じように見えても、やっぱり化学合成添加物の仲間に入れたいのです。
具体的には、亜硝酸やソルビン酸などがあります。
3. 天然添加物
天然添加物は、工業的に製造していない自然界に存在する添加物のことにします。
特に、ここに注目してほしいのですが、工業化される前から、生活の知恵として添加物を使用してい
るもの多くは、長い時間使用されているため、歴史が安全性を証明しているという事実です。
最後に
お困りのこと、質問や疑問などありましたら、ホリス治療院にお気軽にご相談下さいね。
