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【質問】メノポハンドとは?<更年期障害の症状別セルフケア&食事プラン表:ツボ押し・運動・予防法まで完全ガイド>

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患者さまからの質問

最近「メノポハンド」という言葉を、いろんなところで目にします。

メノポハンドとはどんな病気ですか?

どんな人がなりやすい?

前兆はある?

治療法・対処法・予防法は?

完治する?

回答

ご質問ありがとうございます。

「メノポハンド」とは、近年注目されている更年期以降の女性に多く見られる「手指の不調」の総称で、以下のような特徴があります。

西洋医学的・鍼灸・栄養学的視点や生理学的な解釈も交えて、詳しくお伝えします。

メノポハンドとは何か?

  • 西洋医学的には 日本手外科学会が2022年に命名した造語で、英語では “menopausal hand ( メノポーザル・ハンド ) ” です。「更年期の手指の不調」を指し、手指の痛み・こわばり・しびれ・腫れなどの症状を含みます。主には閉経前後の45〜55歳前後の女性に発症することが多いとされています。
  • 原因 関節や腱周囲の滑膜にあるエストロゲン受容体が、女性ホルモン「エストロゲン」の減少によって保護機能を失い、滑膜が炎症を起こすことで症状が起きると考えられています。

誰がなりやすい?

  • **更年期女性 ( 閉経前後、40〜60代 ) **が最もリスクが高く、産後の授乳期にも急激なホルモン変化により若年でも発症することがあります。

前兆や初期症状

  • 最初は「朝のこわばり」や「手を握りにくい」「瓶のふたが開けにくい」などの違和感程度です。それを放置すると数年以内にへバーデン結節・ばね指・手根管症候群・ドケルバン病などへ進行することもあります。

治療法・対処法・予防法

西洋医学的アプローチ

  • ホルモン補充療法 ( HRT ) :エストロゲン補充によって症状改善を期待されます。
  • 消炎鎮痛剤やステロイド注射装具・テーピング超音波治療などの保存療法も有効です。
  • 手術療法:症状が進行し、筋肉や神経に回復困難な変化が出た場合に検討されることがあります。

鍼灸医学的観点 ( 補足的視点 )

鍼灸では、血流や気の滞りを改善し、局所の炎症やこわばりを和らげる効果が期待できます。

実際のエストロゲン低下による滑膜の炎症に対しては、鍼灸で血行を促進して症状緩和を狙うアプローチが有効とされる場合もありますが、科学的エビデンスとしては補助的とみなされることが多いです。

栄養学的アプローチ

  • エクオール:大豆イソフラボン由来で、エストロゲンに似た作用を持つ成分です。サプリや大豆食品での摂取が、症状の軽減や進行予防に役立つ可能性が示されています。
  • その他の栄養サポート:抗炎症を助けるオメガ-3脂肪酸や抗酸化ビタミンの摂取、血流改善のための温熱ケア ( 入浴やホットタオル ) 、適度な運動なども有用です。

生理学的視点

エストロゲンが滑膜のエストロゲン受容体 ( 特にβ型 ) に作用し、滑膜の柔軟性や局所血流を維持していることが分子レベルで示されています。

受容体への結合がなくなると炎症が進行するため、エクオールやHRTなどは受容体に結合して滑膜の機能を援助する役割を担っていると考えられます。

完治の可能性は?

  • 早期に発見し、適切な治療やセルフケア ( ストレッチ、温熱、エクオールなど ) を行えば、多くの場合は症状の進行を抑え、生活の質を維持できる可能性が高いです。
  • 放置すると、数年から10年程度で不可逆な関節変形に進行することもあるため、早期に治療することが重要です。

まとめ:例題を交えて簡潔に

項目内容
典型的な患者像50歳前後の女性、朝の手指のこわばり、瓶のふたが開けにくい、リウマチ検査は陰性。
診断整形外科 ( 手外科専門医 ) で滑膜炎の所見があり、血液検査でリウマチ等除外。
初期対応エクオール摂取+手指温熱ケア+ストレッチ+HRT ( 婦人科と相談の上 ) 。
進行してしまった場合ステロイド注射や装具、保存療法を試行。
それでも関節変形が強く進行した場合、手術を検討。

更年期障害とは

更年期障害「症状別セルフケア&食事プラン表」

東洋医学・鍼灸治療の現場からひと言

今回の「メノポハンドとは?<更年期障害の症状別セルフケア&食事プラン表:ツボ押し・運動・予防法まで完全ガイド>」は、いかがでしたか?

更年期障害で、メノポハンドが出現する人・しない人、そもそも更年期障害をほとんど感じない人から、日常生活が出来ないほどつらくなる人など、人によって様々です。

上記で書いたように、更年期障害はホルモンの年齢的な変化に伴う障害です。

スムーズにホルモンが移行するように導いていくような治療法を選びたいものです。

最後までお読みいただきありがとうございます。

最後に

お困りのこと、質問や疑問などありましたら、ホリス治療院にお気軽にご相談下さいね。

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金井 進

金井 進

元気の羅針盤編集長。
ホリス治療院院長、はり師、灸師 ( 国家資格 )。

1994年よりホリス治療院開業。
鍼灸、カイロプラクティック、フィジカルセラピーを融合した独自の治療体系で日夜、患者さんと向き合っています。

30年以上にわたる鍼灸臨床のなかで培った知識と経験をもとに、あなたの困った問題を解決できるような確かな情報をお届けしたいと思っています。

あなたの喜びの声を聞くことほど、私達の仕事に「情熱」と「やりがい」を与えてくれるものはありません。
いいこと・悪いこと、どんなことでも結構です。
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