身近な存在:食品添加物とは?

食品添加物とは、厚生労働省のホームページによると
食品添加物は、保存料、甘味料、着色料、香料など、食品の製造過程または食品の加工・保存の目的で使用されるものです。<厚生労働省:食品添加物>
となっています。
つまり、目的別に分類すると
① | 食品の製造 |
② | 食品の加工 |
③ | 食品の保存 |
の3つに分類できます。
Contents
1.製造の過程で使用される代表的な食品添加物
乳化剤
乳化剤 | |
水と油のように分離してしまうものを均一に乳化させるもの。 | |
代表的な食品添加物 | グリセリン脂肪酸エステル、ショ糖脂肪酸エステルなど。 |
- 乳化剤:水と油のように分離してしまうものを均一に乳化させるもの。
- 代表的な食品添加物:グリセリン脂肪酸エステル、ショ糖脂肪酸エステルなど。
拡張剤
拡張剤 | |
洋菓子など、ふっくらさせるもの。 | |
代表的な食品添加物 | 硫酸アルミニウムカリウム、炭酸水素ナトリウムなど。 |
- 拡張剤:洋菓子など、ふっくらさせるもの。
- 代表的な食品添加物:硫酸アルミニウムカリウム、炭酸水素ナトリウムなど。
増粘剤
増粘剤 | |
食品を粘り気を持たせたり、滑らかにするもの。 | |
代表的な食品添加物 | アルギン酸ナトリウム、メイルセルロースなど。 |
- 増粘剤:食品を粘り気を持たせたり、滑らかにするもの。
- 代表的な食品添加物:アルギン酸ナトリウム、メイルセルロースなど。
2.加工の過程で使用される代表的な食品添加物
栄養強化剤
栄養強化剤 | |
栄養素を増すために添加するもの。 | |
代表的な食品添加物 | L-アスコルビン酸など。 |
- 栄養強化剤:栄養素を増すために添加するもの。
- 代表的な食品添加物:L-アスコルビン酸など。
3.食品添加物の安全性基準は?
1.無毒性量
無毒性量 | ラットやマウスなどの小動物を使用して動物実験によって、有害な影響が見られない最大の用量のことです。 |
- 無毒性量:ラットやマウスなどの小動物を使用して動物実験によって、有害な影響が見られない最大の用量のことです。
2.1日の摂取許容量 ( ADI )
1日の摂取許容量 ( ADI ) | 通常は、無毒性量の100分の1とします。 |
- 1日の摂取許容量 ( ADI ) :通常は、無毒性量の100分の1とします。
3.食品添加物の使用基準
使用できる食品の種類、使用量や濃度、使用法、使用目的、使用方法など、必要に応じて法律で定められています。
以上の基準によって、食品添加物は食べても安全とされています。
最後に
お困りのこと、質問や疑問などありましたら、ホリス治療院にお気軽にご相談下さいね。
