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[筋トレとEMS] mTOR経路:筋肥大の“司令塔”

運動と健康
この記事は約 3 分で読めます。

mTOR ( mechanistic Target Of Rapamycin ) 」は、筋肉のボス的存在。

筋トレで筋繊維が損傷すると、「もっと強くしろ!」という命令が出ます。

その命令を翻訳して、筋タンパク質合成をスイッチオンするのがmTORです。

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mTORが活性化する条件

  1. 機械的刺激 ( 負荷 ) → 重いダンベル、EMSの強い刺激でもOK
  2. 栄養シグナル ( 特にロイシン/BCA ) → 食後のタンパク質 ( 鶏むね肉、プロテイン )
  3. 成長因子 ( インスリン、IGF-1 ) → 炭水化物と一緒にタンパク質を摂るとブースト

筋肥大の分子シナリオ

  1. 筋肉に強い負荷 ( 例:筋トレ or EMS )
  2. 筋線維に小さな損傷 ( Z線の破壊 )
  3. 衛星細胞 ( 筋幹細胞 ) が呼び出される
  4. mTORがON → タンパク質合成開始
  5. 筋線維が太くなり「次回に備える」

つまり、**mTORは「筋肉を大きくするスイッチ」**で、EMSもこのスイッチをある程度押せる。

鍼灸医学との面白い接点

  • 鍼や灸による微細な損傷・刺激も、実は局所でmTORやIGF-1のシグナルが上がる研究報告がある。
  • 「気血を巡らせる」と言われるが、生理学的には**血流↑ → 栄養・酸素供給↑ → mTOR活性↑**というストーリー。

例題で理解する

例:EMS vs スクワット

  • EMSで太ももを20分刺激すると、Type II線維が選択的に収縮 → mTORがそこそこ起動
  • スクワット10回 × 3セットは、Type IからIIxまで全体を刺激 → ホルモン分泌 ( 成長ホルモン、テストステロン ) が増え、mTORがさらに強くON

結論:EMSは補助的にmTORを動かせるが、「フルオーケストラ」のような全身反応は自発トレのほうが強い。

最後に

お困りのこと、質問や疑問などありましたら、ホリス治療院にお気軽にご相談下さいね。

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金井 進

金井 進

元気の羅針盤編集長。
ホリス治療院院長、はり師、灸師 ( 国家資格 )。

1994年よりホリス治療院開業。
鍼灸、カイロプラクティック、フィジカルセラピーを融合した独自の治療体系で日夜、患者さんと向き合っています。

30年以上にわたる鍼灸臨床のなかで培った知識と経験をもとに、あなたの困った問題を解決できるような確かな情報をお届けしたいと思っています。

あなたの喜びの声を聞くことほど、私達の仕事に「情熱」と「やりがい」を与えてくれるものはありません。
いいこと・悪いこと、どんなことでも結構です。
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