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【症状と予防法】新型コロナウイルス感染症COVID-19の最新情報

 2020/03/06 特集と症状・病気
この記事は約 8 分で読めます。

2019年11月から12月に中華人民共和国、武漢市で発生した新型コロナウイルス感染症COVID-19、新型肺炎に感染した人が、日本でも多く確認されるようになってきました。


残念ながら、日本で蔓延する可能性は、日々増しています。2月25日に厚生労働省から「新型コロナウイルス感染症対策の基本方針」も発表されました。


そんな中、新型コロナウイルスは、熱に弱いので、お湯を飲むと感染しない。新型コロナウイルスは、胃酸で死滅するので、胃が丈夫であれば感染しない。


など、様々なフェイク情報がながれています。


そこで、後悔しないために万全の新型コロナウイルス感染症 COVID-19 、新型肺炎予防法をお伝えします。


ただし、新型の名の通り、今までにない新しいウイルスで、まだまだ未知のウイルスですので、現時点(2020年3月1日)の段階での見解であることをご了承ください。これから新しい事実が分かりましたら、アップデートする予定です。

新型コロナウイルス感染症の症状は?

発熱、咳、けん怠感、たん、息切れ、のどの痛み、頭痛など、風邪またはインフルエンザウイルスに感染した時のような症状です。

新型コロナウイルスCOVID-19感染症の症状割合

新型コロナウイルス感染症の経過

健康な人の場合、通常の風邪やインフルエンザは、3日ほど(1~2日程度前後)で、熱などの症状が軽快されてきます。


しかし、新型コロナウイルス感染症では、4日~7日ほど症状が続く場合があるとされています。


ほとんどの場合は、軽症であったり、無症状の場合が多いとされています。


しかしながら、4日~7日ほどしても熱などの症状が軽快せず、呼吸が苦しくなったり、咳やの後の痛みが悪化する場合は、肺炎に罹患している可能性があります。


最寄りの帰国者・接触者相談センターに電話しましょう。

以下から検索できます。
【厚生労働省】新型コロナウイルスに関する帰国者・接触者相談センター

高齢者・基礎疾患を有する人は?

健康な人の場合は、4~7日間ほどは、冷静に経過観察をすることが大切です。

しかし、高齢者や糖尿病、心不全、腎障害や透析患者さま、そして生物学的製剤や抗がん剤、免疫抑制剤を服用されているような基礎疾患を持っている人は、重症化しやすい傾向がありますので、より注意が必要です。
もしものときには、かかりつけ医に電話相談するなどしましょう。

年齢別致死率は?

2020年2月11日に、中華人民共和国、疾病予防センターの対策チームが、1012人の死亡者(全体の2.3%)について、年齢別致死率を発表しています。

10代~30代は、0.2%。
40代は、0.4%。
50代は、1.3%。
60代は、3.6%。
70代は、8.0%。
80代は、14.8%。
となっています。


※注意事項として、あくまでも中華人民共和国でのデータですので、衛生状態や医療体制など日本とは違う可能性もありますので、これから日本でのデータを注視する必要があると思います。

新型コロナウイルスsars-cov-2の感染経路で大切なこと

新型コロナウイルスsars-cov-2は、飛沫感染と言われています。

飛沫感染 とは

咳やくしゃみなどにより、唾液などに包まれたウイルスが空気中に飛びだし感染する経路です。約2mの範囲で感染すると考えられています。

例)インフルエンザウイルス、おたふくかぜ、風疹など

繰り返しになりますが、言い換えると、飛沫感染は、感染者から咳やくしゃみが届く2m以上離れていれば感染しないと言われています。

しかしながら、インフルエンザウイルスも飛沫感染と言われていますが、近くにインフルエンザ感染者がいなくても(知らないうちに)、感染することもあると思います。


ですから、感染者が近くにいなくても、私たちの環境中、つまり身の回りにウイルスは存在し、感染する可能性があると考え、気を引き締めるようにしたいものです。

新型コロナウイルスsars-cov-2の環境中の生存率は?

気になるのは、新型コロナウイルスの環境中での生存率です。
つまり、新型コロナウイルスが、私たちの身の回りでどのくらいの期間、活きているのか?感染する能力があるのか?ということです。


調べることができませんでした。(申し訳ありません。ご存知の方がいらしたらご一報ください。)


しかしながら、インフルエンザウイルスでは、通常の飛沫が付着した場合、およそ2-8時間程度で死滅すると考えられているようです。

※インフルエンザウイルスは、表面にあるエンベロープという膜を持っていて、コロナウイルスも同種類です。
ですので、そんなに私たちの身の回りで長時間生存するとは考えにくいのですが、プラスティックやガラスでは9日間も生存するとするレポートもあるようですので、これからの研究成果を注意深く観察していきたいです。

新型コロナウイルスの予防法は?

風邪予防法と花粉症対策をしっかり行うことが大切だと感げ増す。

新型コロナウイルス予防は、風邪邪予防対策をしっかり行う

手洗い(手指消毒)&うがい

インフルエンザなどの他の飛沫感染をするウイルスと同様に、手洗い(手指消毒)をし、うがいすることで、新型コロナウイルスを除去するために有効と考えられています。

マスクを着用する

上気道粘膜(鼻腔、咽頭、喉頭)、つまり鼻やのどの粘膜が乾燥すると、ウイルスや細菌に対する防御機能が低下しますので、マスクを着用するなどして乾燥を防ぐことも大切と考えられます 。

部屋の湿度を保つ

室内の湿度室内の湿度を50~60%くらい保つとインフルエンザ予防になると言われていますので、新型コロナウイルスにも有効と考えられます。

健康的な生活習慣をおくる

健康に留意した生活を送る偏った食生活や不規則な生活は、身体の抵抗力である免疫バランス崩しますので、いつも以上に健康的な生活を心がけたいものです。

不要不急な外出を避ける

人ごみや繁華街など、不要な外出は避けるインフルエンザウイルスは、症状がでている3~5日程度が他人に感染させる可能性が高いとされています。


しかし、新型コロナウイルスは、感染してから発症するまでの期間が、2週間くらいと考えられています。(長いと27日間という例もあります。)


また、感染しても症状がでない、または軽症の人が多いとされていますので、自分で感染していることを自覚しないまま日常生活を送っている人がいる可能性があります。


その潜伏期(感染してから症状がでるまで)が長く、感染しても無症状、または軽症の人も他人に感染させる可能性があるとされています。

以上のことから、日常生活をする環境に、新型コロナウイルスは存在していると考え、人ごみや繁華街への外出を避けましょう。


特に、映画館やエレベーターなど、不特定多数のヒトがでいるする密閉された空間には注意が必要です。

新型コロナウイルス予防は、花粉症対策が役立つ

花粉症対策の基本は、花粉を体内に入れないことです。
これは、新型コロナウイルスにも当てはまると思います。

玄関前で衣服をはたきましょう

新型コロナウイルスは、私たちの身の回りに存在していると考えられますので、身体や衣服に付着した新型コロナウイルスを室内に持ち込まないようにしましょう。

部屋着に着替える

帰宅したら、部屋着に着替えましょう。花粉症の人は、花粉時期には行っていると思いますが、部屋着に着替えることで、外でついたウイルス等々を室内に持ち込むことが防げますので、ウイルスを取り込む確率を減らせると思います。

新型コロナウイルスに感染したな?と思ったら。

2020年2月13日時点での帰国者・接触者相談センターに連絡する目安は以下の通りです。

目安1.風邪の症状や37.5度以上の発熱が4日以上続く場合

目安2.強いだるさ(けん怠感)や息苦しさ(呼吸困難)がある場合

目安3.ハイリスクの人、高齢者、糖尿病、心不全、呼吸器疾患(COPD等)の基礎疾患がある人は、2日程度続く場合、また、妊娠されている方は、早めにご相談をしてください。


詳細は、新型コロナウイルス感染症についての相談・受診の目安 を参考にしてください。


最寄りの帰国者・接触者相談センターはこちらから検索

新型コロナウイルスのPCR検査法について

早ければ2020年3月初旬には、健康保険の適用になるという報道がされています。
しかしながら、PCR検査法は、万能ではありません。


言い換えると、新型コロナウイルス感染症の診断補助の一つです。


PCR検査法の精度については、まだこれからの症例数を重ねていかないと判断できない状態だと思われます。


ですから、不安だからPCR検査をするというのは、精度によっては、有益な半面、有害にもなりえる状態だと思われます。


PCR検査法を絶対視することなく、医師の判断を優先することが必要であると考えられます。

まとめ

【症状と予防法】新型コロナウイルス感染症の最新情報 は、いかがだったでしょうか?


新型コロナウイルスについて興味ある方は、以下をクリックしてください。
【解説】新型コロナウイルス感染症の予防法や潜伏期間、症状など

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金井 進

金井 進

元気の羅針盤編集長。ホリス治療院院長。はり師、灸師(国家資格)。

1994年よりホリス治療院開業。鍼灸、カイロプラクティック、フィジカルセラピーを融合した独自の治療体系で日夜、患者さんと向き合っています。

30年にわたる鍼灸臨床のなかで培った知識と経験をもとに、あなたの困った問題を解決できるような確かな情報をお届けしたいと思っています。

あなたの喜びの声を聞くことほど、私達の仕事に“情熱”と“やりがい”を与えてくれるものはありません。
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