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アトキンスダイエットの発案者と歴史的経緯

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ロバート・C・アトキンス

発案者:ロバート・C・アトキンス ( Robert C. Atkins, 1930 – 2003 )  

アトキンスダイエットは、アメリカの心臓専門医ロバート・C・アトキンスによって1972年に発表された低炭水化物ダイエットの一種です。

彼の著書「 Dr. Atkins’ Diet Revolution 」によって広まり、その後も改訂版 ( Dr. Atkins’ New Diet Revolution, 1992 ) でさらに普及しました。

アトキンスダイエットの基本原理

アトキンスダイエットは「ケトーシス ( ketosis ) 」を利用した体重減少メカニズムに基づいています。

主な特徴は以下の通りです。

炭水化物の制限 ( 初期段階は1日20g以下
脂質とタンパク質の摂取増加
血糖値の安定化 → インスリンの分泌を抑える
脂肪酸代謝の促進 → ケトン体をエネルギー源とする
  1. 炭水化物の制限 ( 初期段階は1日20g以下 ) 
  2. 脂質とタンパク質の摂取増加
  3. 血糖値の安定化 → インスリンの分泌を抑える
  4. 脂肪酸代謝の促進 → ケトン体をエネルギー源とする

歴史的経緯と現在の評価

1970年代には「脂肪=肥満の原因」という常識が強かったため、アトキンスダイエットは当初批判されました。

しかし、2000年代以降の研究で**「糖質こそが肥満の原因である可能性」**が示唆されるようになり、再評価が進みました。

現在は「ケトジェニックダイエット」や「ローカーボダイエット」の原型として、多くの人に取り入れられています。

ただし、医学的には意見が分かれており、極端な糖質制限が長期的に健康に与える影響については依然として議論があります。

身体の中で起きていること

1. インスリンと糖代謝の変化

通常の食事では、炭水化物が分解されてグルコース ( ブドウ糖 ) になり、血糖値が上昇します。

このとき、膵臓のβ細胞がインスリンを分泌し、血糖を細胞に取り込ませます。

アトキンスダイエットでは?

炭水化物摂取量が極端に少ないため、インスリンの分泌が抑えられます。

これにより、脂肪の蓄積が減り、体内のエネルギー代謝が変化します。

2. ケトーシスのメカニズム

糖が不足すると、肝臓が脂肪酸をβ酸化し、ケトン体 ( アセト酢酸、β-ヒドロキシ酪酸、アセトン ) を生成します。

このケトン体が脳や筋肉のエネルギー源として利用されることで、脂肪が効率的に燃焼します。

例題:糖質制限の影響

糖質制限をすると体内でどのような変化が起こります。

①血糖値の低下
②インスリン分泌の減少
③グリコーゲン分解の促進
④ケトン体生成の増加
⑤エネルギー供給の変化 ( ブドウ糖 → ケトン体
  1. 血糖値の低下
  2. インスリン分泌の減少
  3. グリコーゲン分解の促進
  4. ケトン体生成の増加
  5. エネルギー供給の変化 ( ブドウ糖 → ケトン体 ) 

アトキンスダイエットのメリット

1. 体重減少が早い

ケトーシスに入ることで、体脂肪が主なエネルギー源となり、効率的に脂肪が燃焼されます。

2. 空腹感の抑制

脂肪とタンパク質の摂取が増えると、満腹ホルモン ( レプチン ) と空腹ホルモン ( グレリン ) のバランスが変化し、空腹感が減少します。

3. インスリン感受性の向上

糖質摂取量が減ることで、インスリン分泌が抑えられ、糖尿病予防やメタボリックシンドロームの改善が期待できます。

アトキンスダイエットのデメリット

1. ケトフルー ( Keto Flu

糖質制限開始後、体が糖エネルギーから脂肪エネルギーに適応する際に、倦怠感、頭痛、吐き気、脱水などの症状が現れることがあります。

2. 長期的な健康リスク

腎臓への負担高タンパク質摂取により腎臓に負担がかかる可能性
脂質異常症飽和脂肪酸の過剰摂取がコレステロールを上昇させるリス
腸内細菌叢の乱れ食物繊維の摂取不足により腸内環境が悪化する可能性
  • 腎臓への負担:高タンパク質摂取により腎臓に負担がかかる可能性
  • 脂質異常症:飽和脂肪酸の過剰摂取がコレステロールを上昇させるリスク
  • 腸内細菌叢の乱れ:食物繊維の摂取不足により腸内環境が悪化する可能性

例題:ケトフルーを防ぐ方法は?

①水分を多く摂る
②ミネラル ( ナトリウム、マグネシウム、カリウム ) を補給す
③徐々に糖質を減らす
  1. 水分を多く摂る
  2. ミネラル ( ナトリウム、マグネシウム、カリウム ) を補給する
  3. 徐々に糖質を減らす

まとめ

アトキンスダイエットのポイント
糖質を制限し、脂質とタンパク質をエネルギー源にする
短期間での体重減少とインスリン感受性の向上が期待できる
長期的な健康リスクもあるため、バランスの取れた食事が重要

アトキンスダイエットのポイント

  • 糖質を制限し、脂質とタンパク質をエネルギー源にする
  • 短期間での体重減少とインスリン感受性の向上が期待できる
  • 長期的な健康リスクもあるため、バランスの取れた食事が重要

現在では「ケトジェニックダイエット」などの形で進化し、より健康的なアプローチが模索されています。

実践する際には、自分の体質や目的に合った方法を選ぶことが大切です。

最後に

お困りのこと、質問や疑問などありましたら、ホリス治療院にお気軽にご相談下さいね。

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金井 進

金井 進

元気の羅針盤編集長。
ホリス治療院院長、はり師、灸師 ( 国家資格 )。

1994年よりホリス治療院開業。
鍼灸、カイロプラクティック、フィジカルセラピーを融合した独自の治療体系で日夜、患者さんと向き合っています。

30年以上にわたる鍼灸臨床のなかで培った知識と経験をもとに、あなたの困った問題を解決できるような確かな情報をお届けしたいと思っています。

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