サスティナブルを楽しむプラントベースフード
私たちの日常生活でリユース(再利用)がスタンダードになっているものといえば、お買い物時の”エコバッグ” が思い浮かびますが、今ではスーパーの袋は有料化され、以前と比べるとエコバッグを持ち歩く人はだいぶ増えてきたように感じます。
日々の暮らしを変える? “サスティナブルイーティング”
サスティナブルとは未来の環境を守るため、ゴミを最小限に抑え小さなアクションを起こすこと。そして”持続可能であること” を意味します。
ビニール袋、割り箸、紙コップ…たった1回使っただけでごみになるものは、身の回りにたくさんありますが、最近ではストローも紙タイプのものが増え、プラスチックを使用せず、環境を意識しているお店も増えてきました。
今年 4月に銀座にオープンしたロフトでも”サスティナブル”をコンセプトとしたメインフロアは、可愛いエコ商品が沢山販売されている麗しい存在です。
身の回りのものに限らず、ファッション界でもリアルファーの使用禁止や地球にやさしい製造工程を組むなど環境に配慮した取り組みは徐々に増加。
サスティナブルな取り組みを行うブランドもアウトドアブランドだけではなく、グッチなどのハイブランドも2018年から動物の毛皮を製品に使用しないと発表し、毛皮に反対する国際連盟「ファーフリーアライアンス」に加入。環境と動物に対して、より良い方法を選択するようになりました。
身の回りの身近なものやファッション以外にも「食」という切り口からもサスティナブルを意識する企業も増えています。
テイクアウト用プラスチック製品を使わない、ストローを使用しない、廃棄物をださない、動物性食品を扱わないなど様々です。
こちらは神奈川県 葉山市にある植物性食材のみを使用して商品開発をしている「”サスティナブルイーティング”」をコンセプトにした食品メーカーのTERRA FOODS。
畜産業が地球温暖化と気候変動の圧倒的な原因であるという事実を数字化し、植物性食品を摂取することによって自分たちの健康や、地球の健康にもメリットがあることをデータに基づいて、商品開発をしているプラントベースフードメーカーです。
牛肉のハンバーガーに比べてどれだけ少ないエネルギーと水資源を使用しているかが分かります。
そんなメリットが多いプラントベースを中心とした食事に切り替えるきっかけを”美味しく気軽に知ってもらいたい”と3年前より動物性食品不使用で開発したヴィーガンハンバーガーを皮切りに、現在ではVeganソーセージやチーズなどを販売しています。
普段は、植物性食材の開発や製造販売を中心としていますが、3ヶ月〜4ヶ月に一度 YOGAやヘルスコンシャスなイベントに出店をするテラフーズ。
プラントベース=植物性のみの食材で、消化もスムーズ。重くならないと感じる方も多いのでは? 気軽に食べられる植物性食品のテラフーズの一押しの「まるでソーセージ」は一部のスーパーやコンビニでも購入可能になり、是非一度試してほしい商品です。
ナショナル麻布: http://www.national-azabu.com/stores_guide/
Vegan store: https://www.veganstore.jp
普段の生活では「自分が手にしているもの」や「食材」が温室効果ガスの排出問題、農作物の遺伝子組み換えや農薬の使用、畜産の大量生産などが環境に大きく不可をかけているということはあまりにも実感しにくいもの。
スーパーで買い物をするとき、原材料を確認するのと同様に自分が消費するものに少し注意を払うだけで、このような姿を一匹でも救えるかもしれません。
風船や瓶のラベルなどプラスチックが腹いっぱいに詰まっていた子カメ。私たちがコンビニやスーパーでもらったビニール袋は海に漂流、エサと間違えて魚や動物たちが食べてしまいます。
これからどんなアクションを起こせるか、ちょっとした意識から意識を変えていくことができるかもしれません。
記事
◆ Vegan Lounge Tokyo
https://www.instagram.com/veganlounge.tokyo/