食品添加物!知らないと怖い?!もっとも避けたい危険なベスト5
あなたは、食品添加物と聞いて、どんなイメージを抱くでしょうか?
今週、コンビニやスーパーなどの大手チェーン店でお弁当やお惣菜を購入したでしょうか?
食品を購入するときに、原材料表示を見てから買うでしょうか?
あなたや大切な家族の健康を守るために知っておいきたい食品添加物についてお話します。
Contents
食品添加物とは?
食品添加物とは、厚生労働省のホームページによると、
となっています。
つまり、目的別に分類すると、
- 食品の製造
- 食品の加工
- 食品の保存
の3つに分類できます。
1.製造の過程で使用される代表的な食品添加物
乳化剤
水と油のように分離してしまうものを均一に乳化させるもの
- 代表的な食品添加物
グリセリン脂肪酸エステル、ショ糖脂肪酸エステルなど
拡張剤
洋菓子など、ふっくらさせるもの
- 代表的な食品添加物
硫酸アルミニウムカリウム、炭酸水素ナトリウムなど
増粘剤
食品を粘り気を持たせたり、滑らかにするもの
- 代表的な食品添加物
アルギン酸ナトリウム、メイルセルロースなど
2.加工の過程で使用される代表的な食品添加物
栄養強化剤
栄養素を増すために添加するもの
- 代表的な食品添加物
L-アスコルビン酸など
3.食品添加物の安全性基準は?
1.無毒性量
ラットやマウスなどの小動物を使用して動物実験によって、有害な影響が見られない最大の用量のことです。
2.1日の摂取許容量(ADI)
通常は、無毒性量の100分の1とします。
3.食品添加物の使用基準
使用できる食品の種類、使用量や濃度、使用法、使用目的、使用方法など、必要に応じて法律で定められています。
以上の基準によって、食品添加物は、食べても安全とされています。
食品添加物の分類は?
食品添加物には食品衛生法で分類されます。
1.指定添加物とは
2016年では、454品目が指定されています。
2.既存添加物とは
長年使用されて、実績あるものを既存添加物として、1996年に、489品目が指定され、2014年には365品目になっています。
3.天然香料
動植物から得られる香りづけを目的として添加物で、612品目あります。
4.一般飲食物添加物
一般に食品として飲食い供されているもので添加物として使用されるもののことです。
天然添加物と合成添加物の違い
食品衛生上での分類って、なんだか法律用語で難しいですよね。
私たち消費者にとっては、法律上の分類よりも、自然界に存在するものを天然添加物と呼び、化学合成品を(化学)合成添加物と呼ぶことが多いと思いますので、この記事では、私たちの感覚の沿って考えてみます。
化学合成添加物
1.自然界に存在しない化学合成添加物
明らかに自然界に存在しない物質を化学合成したものを化学合成添加物と呼ぶことは問題ないですよね。
実は、この本来自然界に存在しない化学合成添加物は、もともと工業生産の分野で使われていたものを食品に流用したものが多いのです。
新しい物質であるため、人間の身体への影響、危険性や安全性については、まだまだ分からない事だらけです。
保存料、防かび剤、着色料、酸化防止剤、漂白剤、甘味料など、危険性が指摘されている添加物のほとんどは、この化学合成添加物です。
具体的には、タール色素やサッカリンなどがこれにあたります。
2.自然界に存在する物質を合成した添加物
自然界に存在する物質に似せて化学合成している添加物の場合は、化学分析しても同じ化学式にしていることも多く、見分ける検査法など、確立していないのが現状です。
しかし、工業的に製造した添加物は、化学式で同じように見えても、やっぱり化学合成添加物の仲間に入れたいのです。
具体的には、亜硝酸やソルビン酸などがあります。
天然添加物
得にここに注目してほしいのですが、工業化される前から、生活の知恵として添加物を使用しているもの多くは、長い時間使用されているため、歴史が安全性を証明しているという事実です。
合成添加物は、危険か?安全か?
天然添加物は安全で、合成添加物は危険!
とイメージしてしまいます。
反対に、天然でも合成でも同じ! かえって合成添加物の方が安全と主張する方もいらっしゃいます。
合成添加物安全派の主張は、2つあります。
1.合成添加物は、国の安全基準をクリアーしているので安全である。
合成添加物は、国が定めた安全量(適量)であるため、有効で、安全である。
というものです。
小動物の実験では、テストしたい合成添加物を1種類、つまり単体で実験します。
つまり、複合摂取しているのが現実です。
まだまだ分からないことが多いのが現実です。
その上、10種類、30種類を同時に食べたらどうなるのか?
考えるだけで、怖くなるのは私だけでしょうか?
2.化学式が同じであれば、天然も合成も同じ作用をする。
これは、理論的には同じなのですが、様々な研究で、合成化合物が天然化合物と体内で、違う変化をすることも分かってきています。
まだまだ研究が始まったばかりと言えそうです。
結論として、新しい合成添加物ほど、避けた方が安心である!
と考えています。
繰り返しますが、合成添加物を始め、農薬、ホルモン剤、トリハロメタンや抗生物質など、農業生産物や畜産物に含まれる新しい化学合成物質はたくさんあります。
数種類、数十種類と一緒に食べている、複合摂取しているという自覚が必要だと思うのです。
ですから、出来る限り減らすことが、危険性を減らすことにあると思います。
合成添加物よりも怖いもの
実は、合成添加物にもメリットがあるのです。
それは、食品添加物の定義にもあるように、食品の加工・保存ができるというものです。
しかし、近年は、とても食品の加工・保存の領域を超えているもの少なくなりません。
フェイク食品が溢れている
例えば、コーヒーに入れる「コーヒーフレッシュ」です。
そう、昔の喫茶店やファストフード店、コンビニなどで、コーヒーに砂糖とミルクがついてくると思うのですが、そのミルクです。
しかし、この「コーヒーフレッシュ」は、牛乳ではありません。
内容成分は、植物性油脂、乳化剤、増粘多糖類、カラメル色素、PH調整剤などです。
繰り返しますが、牛乳は入っていません。
牛乳は、値段が高く、腐りやすいですが、「コーヒーフレッシュ」は、安価で、腐ることがありません。
とっても便利で、科学の勝利って、考えれるのか?
ニセ物と考えるのかで、大きな差が生じてしまうと思うのです。
ピンクスライム肉って?
さて、この“フェイク食品”については、後日もっと詳しくとり上げたいと思うのですが、「ピンクスライム肉」についても代用的な事例として紹介します。
行き過ぎた合成添加物の使用は、食べ物ではないものも食品にしていることが、もっとも恐ろしいことかもしれません。
もっとも避けたい危険な添加物ベスト5
1.人工甘味料(アスパルテーム、アセスルファムK)
【示唆される危険性】
「ジケトペラジン」は、胃の中で、強力な発がん物質である「ニトロソアミン」を作ります。
その他にも、アメリカFDA特別調査委員会では、一時期、アスパルテームの販売禁止をしています。その理由は、脳腫瘍、肝臓がん、腎臓の異常、新生児の体重減少、奇形、生存率の低下などが確認されたからです。
しかし、現在では食品添加物として認可しているという曰くつきの添加物です。
2.グルタミン酸ソーダ(MSG)
グルタミン酸ソーダ(MSG)は、うまみ調味料として使用されています。
【示唆される危険性】
グルタミン酸ソーダ(MSG)は、頭痛や胸やけを伴う「中華料理店症候群」を引き起こすことで有名です。
興奮毒性とは、神経伝達物質の過剰な刺激により、神経細胞へダメージを与えることです。
つまり、私たちの脳神経系に多大な影響を与える可能性が大きいということです。
具体的には、アルツハイマー、パーキンソン病、てんかん、うつ病、目まいや不眠等との関係が示唆されています。
得に、脳が未発達な乳幼児の脳へ与えるダメージは注意が必要です。
3.タール色素(赤色2号、黄色4号など)
食品を着色するために使われます。
【示唆される危険性】
特に赤色2号は、米国などでは使用を禁止しているものです。
タール色素は、発がん性とアレルギーの関係が疑われています。
4.亜硝酸ナトリウム
発色剤として、ハムやソーセージなどの食肉・水産加工品に使われています。
【示唆される危険性】
急性毒性が強く、細胞の遺伝子を傷つける変異原性が強いと言われています。
また、亜硝酸ナトリウムは、魚肉などの「アミン」と胃の中で結合して、強力な発がん物質である「ニトロソアミン」に変化することも分かっています。
5.ソルビン酸、ソルビン酸K
食品の保存料(カビや細菌の発生や増殖などを抑える)として使用されます。
【示唆される危険性】
複合摂取による発がん性、特に「亜硝酸ナトリウム」との組み合わせで危険性が増すと考えられています。
まとめ
今回の「知らないと怖い?!もっとも避けたい危険な食品添加物ベスト5」は、いかがだったでしょうか?
どんなものにも、メリットとデメリットがあります。
しかし、健康に関しては、疑わずは罰せずではなく、疑わしきは避けよ!というのが、大切かもしれません。
もしも、あなたが健康的な食事に興味があるようでしたら、こちらもチェックしてみて下さいね。
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