困った!2~3歳児の寝かしつけ。どうすれば解決するの?

- 子どもの寝つきが悪い・・・
- 夜更かしになって・・・
と、お困りのお母さんは、沢山いらっしゃるのではないでしょうか?
- 早く寝てくれたら自分の時間が持てるのに・・・
- やり残した家事が出来るのに・・・
など悩みも多いと思います。
私も長男を育てている時、同じ悩みを持っていました。
- 夜になっても、目がパッチリで寝てくれない・・・
- 何とかして眠らせようと、おんぶして外であやせば、キョロキョロと夜空を見て寝ない・・・
- 車でドライブに連れて行くと、暗い中に一段と輝く光に、目がキョロキョロ・・・
- 反対に、興味津々になってしまい、寝かせられず・・・
本当に大変でした。
そして、寝かしつけている私が先に寝てしまった事も何度となくありました。
2人の息子を育てた経験から、寝かしつけの解決法を皆様にお話しします。
Contents
私の反省から
長男の時
寝かせつけに悪戦苦闘した長男も、今は高校生になりました。
が、小さいころの寝かしつけが悪かったのか、未だに寝つきは悪く夜型です。
長男が、2~3歳のころは、
「何が原因で、寝てくれないのか?」
な~んて、考える余裕はなく、
人は夜になると自然に眠くなるものだと思っていました。
その当時、我が家は夫婦共働き。
働くスタイルも定時出勤ではなく、変則勤務であった為、
まだ子供が寝ている間に仕事に行ったり、子供が寝てからの帰宅だったりでした。
夜間居なかったりする中での育児であった為、長男はもちろん、おばあちゃん子でした。
今考えると、朝はゆっくり寝ていて午後から活動し、夕方寝てしまい夜は眠れない・・・
といったサイクルだった様に思います。
そのようなリズムが出来てしまえば、
夜は夜更かしモードになり、どんなに寝かせ様と努力した所で、
本人は眠くないので眠れなかったのだと、今更ながら思います。
次男の時
その反省を踏まえ、次男の時は8時~9時を目安に寝かしつけをしました。
この頃は、仕事を辞めていた為、日中も夜間も子育てに励む事が出来ました。
とはいえ、長男と6歳も離れていた為、次男は生まれた時から、
長男の生活スタイルに合わせた生活になっていました。
首が据わらない頃から外に出て色々な刺激を受けました。
1歳を過ぎ歩く様になった頃には、7歳になった兄を追いかけて、転びながら走っていました。
次男は、長男と同じつもりで、負けじと小さい体を必死で動かして、兄について回っていました。
2歳の頃には8歳の兄の友達に混じって、
「だるまさんが転んだ。」
をやっていました。
小さいながらに、ルールを守って遊ぶ事を覚えていきました。
心も体も自分に年齢以上に頑張っていた事もあり、毎日必ず昼食の後は昼寝をしました。
昼寝の寝かしつけは、不覚にも私も寝てしまった事もありますが、
次男が寝た後は、長男と2人の貴重なひと時でした。
そんな次男は、5年生になった今でも日中は体を目いっぱい動かし、夜は9時から10時には撃沈しています。
検証
長男と次男を見ていると、子どもの頃の生活リズムは、成長してからも大切なんだなとつくづく思います。
そして、長男をどうにかしてあげればよかったな、と反省もしています。
が、今になっては後の祭りです。
私の様に後悔をされない様、この記事を読んで、お子さんの「寝かしつけ」について、
少しでも解決の糸口となればと思っています。
生活リズムを整えましょう
まず、日中の生活リズムについてです。
お子さんが2~3歳であれば、お母さん方は小さい子供を連れ、
家事もこなし、育児もこなさなければなりません。
本当に大変な事だと思います。
また、御兄弟がいれば尚更の事と思います。
でも、うまく生活リズムが整えば、そのリズムに合わせて動く事が出来、
予定が立つのである意味、楽になります。
それには、毎日、決まった時間の早寝、早起き、
そして決まった時間のお昼寝が大切です。
午前中にしっかり太陽の光を浴びて、季節の空気をいっぱい吸って、
自然の芽吹きを感じながら、沢山体を動かせば、自然にお昼には眠くなります。
体を使って五感を働かせて、色々な事に興味を持ち、
「面白かったね。」
「楽しかったね。」
「気持ち良かったね。」
と、満足する事が大事なのです。
お昼寝の鉄則
次にお昼寝ですが、ここで大事なのはお昼寝をさせ過ぎないこと。
「良く寝ているから。」
「起こすの可哀想だから。」
と自然に起きるまで寝かせていると、夜の睡眠に必ず影響が出ます。
お昼寝は1時間~2時間がベスト!
ここは気持ちをぐっとこらえて、
「お起よう!良く寝たね。」
などと、声をかけ起こしてあげましょう。
また、お昼寝で汗をかいているようだったら、お着替えをしましょう。
そのままにしていると、衣類に付いた汗が冷えて風邪をひく原因になるからです。
午後の過ごし方
次にお昼寝後の過ごし方です。
おやつを食べたらテレビを見たり、ブロックなど室内遊び、
または、お買いもの(食料品の買い出し)などで過ごすのがいいかと思います。
また、遊べるのであれば、気持ちが高揚しない程度の体を動かす遊びでもかまいません。
夜の睡眠に向けて準備を進めていけたらいいかと思います。
おやつの量
おやつの量ですが、おやつでお腹がいっぱいになってしまうと、
夕食が食べられなくなってしまいます。
おやつは、あくまでも食事の補完ですから、
食事が食べられないくらいの量は適切ではありません。
かといって、お子さん自身で適量は分らないので、お母さんが調整してあげて下さいね。
次に食事です。
ご家庭の都合もあるかと思いますが、本当は家族皆で食卓を囲めるといいですね。
帰りの遅い家族を待っていると、それだけで寝る時間も遅くなってしまいます。
やはり、お腹がすき始める6時~7時位には食べられるといいかと思います。
その際、ご飯の進みが悪い場合は、おやつの食べ過ぎ、体調不良、疲れ過ぎ、
反対に興奮し過ぎなどが考えられます。
「今日はどうだったかな?」
と少し振り返ってもらうといいかと思います。
お風呂の時間
食事が済んで、食後の休憩を挟んだら、お風呂の時間です。
お風呂の時間は就寝時間の1時間以上前位にしましょう。
お風呂で上がった体温が下がって、ちょうど眠りに入るには、いいタイミングになります。
汗をかいたらおねしょをしない位に水分補給をしましょう。
寝る前なのでお茶などの甘くない物がベストです。
よい子の寝る時間
そして、次に良い子は寝る時間になります。
2~3歳児は、まだまだ自分をうまくコントロールできません。
寝る時間だからと言って、布団に入ってじっと眼をつぶる・・・、
なんて出来る子は、余っぽど遊び疲れたか、具合が悪いに違いありません。
それ位、キョロキョロ、チョロチョロ、寝る寸前まで興味津々です。
お母さんとしては一刻も早く眠りの世界に~!
とお思いでしょうが、ここは気持ちを大らかに持って、
「私も寝ちゃおうかなぁ~」
くらいの気持ちで、寝かしつけが出来ると120点満点です。
なぜなら、子どもは、とても鋭い感性を持っています。
お母さんのちょっとしたイライラや焦りの気持ちが伝わり、寝付けないと言う事も実際にあるからです。
凄いですよね。
子どもは遊びの天才だ!
なんて言いますが、お母さんの気持ちを察する天才でもあるのです。
寝る前には、静かな雰囲気の中でちょっと明かりを落として、
絵本を読んであげたり、お話をしてあげたりしましょう。
お子さんの様子によっては、
「いつまでも寝ない子は~!」
など、ちょっぴり怖いお話もあり、かと思います。
ちなみに、私はお話が出し尽くし、何時までも結果を出せない時は、
最後の手段で怖い話をしていましたが。
効果はテキメンでした。
まとめ
さて、「困った!2~3歳児の寝かしつけ。どうすれば解決するの?」は、いかがだったでしょうか?
2~3歳児は、何をするにもまだまだ未熟です。
だって、この世に生を受けてから、たった2~3年しか経っていないのですから。
だからこそ、お母さん方には、お子さんの未熟な部分を、
ちょっといい方向に導くような「魔法」をかけてあげる事が必要なのです。
そして、この魔法は、子育てをしているお母さんだからこそ、かけられるのだと思います。
お子さんにとってお母さんは、大好きなかけがえのない存在です。
是非、お母さんが太陽に様に笑って、
お子さんが、ひまわりの様に、大地に根を張り、お母さんに向かって成長する・・・
そんな子育てをしてもらいたいと思っています。
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