妊娠した人はやっている。この3つを食べなければ妊娠力はアップする
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もしも、あなたが望んでいても1年以上、妊娠していないとしたら・・・
もしも、あなたが今はその時期ではないが、いずれお子さんが欲しいとお考えなら・・・
もしも、あなたが女性特有の病気である子宮筋腫、卵巣のう腫やPMS(月経前症候群)などで悩んでいるとしたら・・・
それは、妊娠力をアップすることで、解決するかもません。
妊娠力・・・・
それは、その名の通り、妊娠する力のこと。
妊娠力をアップすることは、妊娠の妨げになる障害を取り除き、あなたが持っている本来の輝きを取り戻すことだと思います。
今日は、たった3つ控えるだけで、妊娠力をアップする食事法をご紹介します。
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Contents
トランス脂肪酸を食べてはいけない!
「パンにつけるのは、バターをやめて、マーガリンにしたのよ。」
「炒め物は、サラダ油を使うようにしているわ。」
「動物性脂肪って、身体に悪いんでしょう?」
なんて会話をよく聞いていたのは、少し前の話し。
今は、
「オリーブ油が健康にいいらしいよ。」
「ココナッツオイルって、痩せるんでしょ?」
となっているようですが、妊娠力をアップするのと、あなたが食べる油(脂質)は、どう関係があるのでしょうか?
■油(脂肪酸)の種類はどんなのがあるの?
その前に、油(脂肪酸)についてお話しします。
脂肪酸の種類
脂肪酸の種類
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代表的な製品
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飽和脂肪酸
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ラード、肉、卵、バター、ココナッツ油
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一価不飽和脂肪酸
(オメガ9系:オレイン酸)
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オリーブ油、アーモンドナッツ、
アボガド
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多価不飽和脂肪酸
(オメガ6系:リノール酸、アラキドン酸)
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ごま油、コーン油、ヒマワリ油
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多価不飽和脂肪酸
(オメガ3系:αーリノレン酸、EPA、DHA)
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シソ油、菜種油、アマニ油、魚介類
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■健康に良い、妊娠力をアップする油(脂質)って?
健康に良いとされた油(脂肪酸)も時代とともに変化しています。
戦後、食べるものがなかった時代、栄養不足、カロリー不足でしたので、飽和脂肪酸、つまり動物性の油が推奨されました。
しかも、この動物性の油は、私たちにとって、美味しい油なんです。
霜降りのお肉などを想像してみて下さい。納得して頂けるのではないでしょうか?本当に美味しいんです。
もしも、あなたやご家族が、この動物性の油がお好きなようでしたら、要注意です。
動物性の油を摂りすぎると、高血圧や高コレステロール血症など、動脈硬化を起こし慢性的な病気になりやすくなります。
その結果、ガン、心臓病や脳血管障害などの命に関わる病気を引き起こしやすい油(脂質)だからです。
そこで、動物性の油を控えて、植物性の油に変えましよう!
となったのです。
あなたもお歳暮に植物油を贈った経験はないですか?
この植物油のお歳暮セットは、プレミアム・オイルと言われ、お世話になった方へ、
「動物性の油を控えて、この植物油で、いつまでも健康に長生きして下さいね!」
という願いを込めたようです。
しかし、このプレミアム・オイルは、リノール酸(オメガ3系の多価不飽和脂肪酸)で、摂りすぎるとアレルギー疾患などの病気になることが分かってきました。
また、私たちの食事が豊かになり、このリノール酸を食べる機会が急激に増えていますので、減らす工夫が必要です。
■EPA、DHAは、特別!
そして、妊娠、出産で話題になっているのは、EPAやDHAのオメガ6系多価不飽和脂肪酸、いわゆる魚油です。
それは魚油を食べると、視力改善や頭が良くなることが分かってきたからです。
特に妊娠中にお母さんが魚油を食べると、赤ちゃんの頭が良くなるなどのニュースを覚えていらっしゃる方も多いのではないでしょうか?
そして、今一番注目されている油が、トランス脂肪酸です。
■トランス脂肪酸って何?
トランス脂肪酸には、どんな種類があるのでしょうか?
代表的なマーガリンでお話しします。
- 植物油に部分的水素添加したものを主原料にするもの。一般的なものがこれです。
- 水素添加した魚油を主原料にするもの。業務用に多い。
- 製法を改良した植物油そのものを主原料にしたもの。リノール酸が多く含まれるもの。
- 製法を改良した植物油そのものを主原料にしたもの。αーリノレン酸が多く含まれるもの。
の4種類があります。
トランス脂肪酸は、部分水素添加して、酸化しにくく、使いやすくした油です。
何だか良さそうな技術なのですが、健康被害が出ることが分かってきました。
最近では、アメリカのニューヨークなど諸外国では、このトランス脂肪酸を規制、禁止している地域も出ていますので、妊娠したいあなただけでなく、すべての人が避けた方が良い油だと言えます。
■トランス脂肪酸って、何に入っているの?
代表的なマーガリンの他にも、トランス脂肪酸を使っているものには、
- ポテトチップスなどのお菓子類
- クッキー、クラッカー、ドーナツなどに使われるショートニング
- ファストフード店やレストランで揚げたり、炒めたりしたもの
- コーヒーのクリーム
などがあります。
アメリカで行われた女性看護師を対象にした疫学調査「看護師健康調査(Nures’ Health Study)」によると、このトランス脂肪酸を多く食べるほど、不妊のリスクは高くなると報告されています。
毎日、たった4グラムのトランス脂肪酸を食べただけでも影響がでると確認されています。
妊娠力をアップするためにも、トランス脂肪酸は控えましょう。
糖質を食べてはいけない!
■糖質って何?
昔は、炭水化物と糖質を同じだと考えていましたが、近年は、
- 炭水化物=糖質+食物繊維
と、認識する人が多くなってきました。
炭水化物(糖質)ダイエットなどが、注目されていますので、あなたもご存知かもしれません。
やはり、妊娠力をアップするためには、この糖質を制限したいんです。
■糖質と妊娠力って、どうして関係あるの?
あなたが糖質を食べると、膵臓からインスリンが急激に放出されます。
このインスリンと卵巣を刺激するテストステロン(男性ホルモン)が比例するのです。
つまり、インスリン値が減れば、テストステロンも減るのです。
テストステロンが減ることで、排卵によい状態となります。
また、子宮内膜を着床しやすくする、つまり、妊娠しやすい身体をつくるプロゲステロンが増えると、インスリンの効き目が悪くなります。
そして、エストロゲンが増えるとインスリンの効き目が良くなります。
このように、妊娠力をアップする女性ホルモンとインスリンは、非常に関係が深いことが知られています。
インスリン・ジェット・コースターと呼ばれるようなインスリンの急激な増減は、女性ホルモンにも影響を与えてしまいますので、ホルモンバランスを整える意味でも糖質は控えましょう。
精製されすぎた食品を食べてはいけない!
■精製された食品って何?
精製された食品とはどんなものがあるのでしょうか?
代表的なものが、白砂糖、白米、小麦粉、とうもろこしなどです。
■どうして、食品を精製してはいけないの?
精製されていない食品には、微量元素であるビタミンやミネラル、そして食物繊維が豊富に含まれています。
車に例えると、カロリーは、ガソリンです。
車はガソリンだけでは、走れません。
エンジンオイルやミッションオイルなどが必要ですよね。
ビタミン、ミネラルや食物繊維は、このエンジンオイルのように、あなたの身体の代謝をスムーズにしてくれます。
妊娠というデリケートな働きにも、このビタミン、ミネラルや食物繊維は大切です。
■鉄分と葉酸は、特別!
特に、鉄分と葉酸は、妊娠、出産にとって、とても大切な微量元素です。
サプリメントで補給することも必要だと思いますが、実は、ビタミンやミネラルは、単体のサプリメント、つまり鉄分のサプリメント、葉酸のサプリメントと単体で補給してもなかなか期待した結果になりません。
それは、ビタミンやミネラルは単体では、吸収されにくいからです。
そこで、マルチビタミンや総合ミネラルなどの複合されたサプリメントで、補給することがお勧めです。
しかし、できるならば食事から微量元素を補給したいものです。
精製されていない食品は、この微量元素を補給する意味でも大切なんです。
あなたの妊娠力をアップするために、精製しすぎている食品は控えましょう!
■追伸 実は・・・
精製した食品ではなく、精製しすぎた食品とお伝えしているのには、大きな意味があります。
精製していない食品を薦める先生たちには、玄米食を薦める先生が多いんです。
しかし、現代人は、消化機能の弱っている方、つまり胃腸の弱い方が多いので、胃腸をいたわる意味でも、完全な玄米ではなく、7分づき、5分づきなどの白米が、妊娠力アップには適していると思います。
■まとめ
いかがでしたでしょうか?
たった3つの○○を避けるだけで、妊娠力をアップする食事法をお伝えさせて頂きました。
トランス脂肪酸、糖質、そして精製されすぎた食品を避ける食事法は、妊娠力をアップするだけでなく、あなたを元気にするものです。
出来れば3週間、意識的に食事を変えてみて下さい。
きっと、身体が軽くなっているのが分かると思います。
また、不妊症について詳しく知りたい方は、こちらもチェックしてみて下さいね。
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