Vegan(ヴィーガン)ダイエットで、カラダの内から美しく健康になる
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本気で元気に、キレイになりたい人は、必読です。
今まで、何をしてもダイエットに成功しない人
今まで、たくさんのダイエットを試したけど、自分にあった食事法が見つからない人
今まで、リバウンドを繰り返している人
そして、ダイヤモンドのようなキラキラした人生を歩みたい人
そんなあなたの願望を、Vegan(ヴィーガン)・ダイエットは、叶えてくれるかもしれません。
ただし、この記事を読んだあなたの食事や生活が一変する可能性がありますので、要注意です。
今まで妄信され、薦められていた神話的健康食についての間違いが分かってきました。
そんな真実を交えながら、Vegan(ヴィーガン)・ダイエットをご紹介します。
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Contents
- 1 Vegan(ヴィーガン)って何?
- 2 主なベジタリアン、Vegan(ヴィーガン)の種類
- 3 古くて、新しい食生活である菜食主義、Vegan(ヴィーガン)
- 4 ベジタリアン、Vegan(ヴィーガン)にどんな人たちがいるの?
- 5 あなたは、食べた物からできている!
- 6 ジャンクフードで作られた身体?
- 7 クスリの飲みすぎに注意!
- 8 ポイント1.脂肪酸(油)
- 9 ポイント2.炭水化物、砂糖、スポーツドリンク
- 10 ポイント3.タンパク質
- 11 ポイント4.牛乳、乳製品
- 12 ポイント5.1日3食
- 13 あきらめないで!止められないのは中毒、依存症だからです。
- 14 中毒、依存症治療にもっとも効果があること
- 15 さぁ、はじめよう♪
Vegan(ヴィーガン)って何?
Vegan(ヴィーガン)は、動物性の食事をしないベジタリアン(菜食主義)に加えて、牛乳やチーズなど、酪農製品も食べない人たちのことです。
主なベジタリアン、Vegan(ヴィーガン)の種類
- ベジタリアン:基本的に穀菜食で、卵と乳製品も食べる
- セミ・ベジタリアン:基本的に穀菜食で、少しお肉を食べる
- ペスコ・ベジタリアン: 基本的に穀菜食で、少し魚介類を食べる
- Vegan(ヴィーガン):基本的に穀菜食で、酪農製品も食べない
- ローフーディスト:生、もしくは45~47℃以下で調理したものしか食べない
- マクロビアン:マクロビオティック食を食べる
- フルータリアン:基本的にフルーツとナッツ類を中心に食べる
古くて、新しい食生活である菜食主義、Vegan(ヴィーガン)
サイレント映画時代のハリウッドスターだったグロリア・スワンソンンをご存知でしょうか?
1899年生まれで、映画「サンセット大通り」で、ゴールデングローブ賞を受賞し、アカデミー賞にもノミネートされた大女優です。
グロリア・スワンソンさんの言葉を紹介します。
「美しさを保つためには、食事に気をつけることです。私はタンパク質を止めて、もっぱら菜食をとることにしたのです。たいていの人は、下手に料理した肉に濃厚なものをかけて食べるので、年よりも老けて見えるのです。」と語っていた。彼女はこのとき60歳を超え、孫もあるのに、目がさめるほど美しかったのは、食物に美をつくる生命があるのを悟って、これを正しくとっていたからにほかならない。
と「食用ということ」(東明社刊)の中で、茂兼仁先生が書かれています。
初版が昭和46年の本ですから、それから医学、科学が進歩しているように感じますが、食事、栄養学は退化しているように感じてなりません。
食事をカロリーで考えるようになった近代栄養学は、あなたが、美しく、ハツラツとした人生を送るためのものから遠ざかったように思えます。
そこで、古くて新しいベジタリアン、その進化系である最新トレンドのVegan(ヴィーガン)をご紹介します。
ベジタリアン、Vegan(ヴィーガン)にどんな人たちがいるの?
世界で活躍する人たちに、ベジタリアンの人が多くいます。
偉人たちの中では、
釈迦、キリスト、レオナルド・ダ・ヴィンチ、ガンジー、アインシュタイン、ニーチェ、宮沢賢治、藤子不二雄などが有名です。
運動選手では、
クリス・キャンベルさん(オリンピック、レスリング金メダリスト)
カール・ルイスさん(オリンピック、陸上金メダリスト)
キース・ホームズさん(ミドル級ボクサーの世界チャンピオン )
ビル・マネッティさん(重量挙げチャンピオン)
アンドレ・コーリングさん(オリンピック、スキー・ジャンプの金メダリスト)
マルチナ・ナブラチロワさん(テニスの女子チャンピオン)
女子で活躍している有名人たちは
ナタリー・ポートマンさん(映画「ブラックスワン」でオスカー主演女優賞受賞)
オリヴィア・ワイルドさん(ハリウッド女優)
オノ・ヨーコさん
などなど多くの方に指示され、増えているベジタリアンやVegan(ヴィーガン)。
近年、美しく、ハツラツと活躍している女性に、ベジタリアンやVegan(ヴィーガン)の人が増えています。
それは、なぜでしょうか?
あなたは、食べた物からできている!
私たちは、どうして食べるのでしょうか?
- お腹がすくから?
- 動くためのエネルギー補給?
近代栄養学は、この動くためのエネルギーを重要視しています。
つまり、1気圧で、水1gの温度を摂氏1度上げるための熱量であるカロリーで、私たちの食事を考える奇妙な現象が蔓延しています。
確かに、私たちが身体を動かすためには、エネルギーが必要ですが、食べるということは、それだけが目的ではないのです。
実は、私たちの細胞は、8年ごとに再生されています。
この再生するための「原材料」となるのが、私たちが食べたものです。
また、その再生をスムーズにし、元気を保つ身体機能の調節も、私たちが食べたものしか使えません。
この再生過程は、あなたが音楽CDをコピーするのと同じです。
音楽CDのコピーを繰り返していく度に、音が劣化してくのと同じように、私たちの細胞も劣化していきます。
その劣化が老化と言えます。
いつまでも若々しく、元気でいるためには、この細胞の再生で起こる劣化を少なくしたいのです。
そのためにも、あなたが、『何を食べるのか!』が大切なのです。
だって、あなたは、食べた物からできているのですから。
ジャンクフードで作られた身体?
あなたは、食べた物からできています。
もしも、あなたがジャンクフードをたくさん食べたら、ジャンクフードでできた身体になります。
ジャンクフードだけでなく、食品添加物、有害化学物質まみれの食べ物を食べれば、食品添加物まみれの身体になりますよね。
自然の瑞々しい、エネルギーあふれた野菜をたくさん食べたら、瑞々しい身体になります。
想像してみて下さいね。
まずはじめに、あなたがやること・・・!
それは、成分表示をよく見て、選ぶ!ことからはじめましょう。
クスリの飲みすぎに注意!
あなたは、クスリを飲みますか?
もちろん、必要なクスリもたくさんあります。
しかし、あなたが慢性的に、そして定期的に起こる頭痛や生理痛に、市販薬を飲んでいるとしたら・・・。
その痛みや症状は、あなたの身体が悲鳴を上げているのかもしれませんよ。
痛みや症状は、時として生活の歪みを知らせる大切な警報の時もありますので、安易に痛みを止めるだけでなく、立ち止まって食事や生活習慣を見直したいですね。
またちょっと風邪気味だと感じたときに、すぐに風邪薬を飲むとしたら・・・。
ちょっと考えてみて欲しいのです。
熱を出すことによって、熱に弱いウイルスを退治していますし、咳は、ウイルスを身体から追い出す働きをしているのです。
熱、咳や鼻水など他の風邪の症状も同様に、あなたの身体がウイルスと戦っている証拠です。もしも、あなたが安易に風邪薬を飲んだら、そんなウイルスと戦う力を奪っていることになります。
そして、何よりもクスリは、合成化合物です。
この合成化合物は、天然化合物に似せている偽物なのです。
働きは同じようにみえますが、あなたの身体の中で、合成化合物と天然化合物では、大きく違う動きになり、不都合がでることがあります。
これが副作用なのですが、副作用のように分かりやすく表現されずに、慢性的に少しずつ積っていくこともありますので、やはり合成化合物であるクスリは、必要最低限にして、クスリの必要のない身体を手に入れるようにしましょう。
但し、ドクターの処方でクスリを飲んでいる場合は、ドクターと相談して下さいね。
ポイント1.脂肪酸(油)
とかく脂肪酸(油)は、ダイエットと健康の天敵のように言われていますが、脂肪酸は、あなたの細胞膜やホルモンを作るのに必要な栄養素です。
健康に良いとされた脂肪酸(油)の変移をみていきましょう。
飽和脂肪酸(お肉)からオメガ6系不飽和脂肪酸(サラダ油)へ
「なんだか元気ないなぁ・・・今日はイッパツ、焼き肉でも行くか!」
「ちょっと風邪気味だから、精力をつけるのに、ステーキにしよう!」
って、考える方もいるかもしれません。
ちょっと待って。
そのお肉に入っている油は飽和脂肪酸です。
飽和脂肪酸は、とても美味しいのですが、あなたのたっぷりしたお尻、2段、3段になっているおなかになりますよ。
ただ太るだけでなく、動脈硬化を引き起こし、多くの病気の原因になります。
お肉は、元気の元!という考え方は、戦後、食糧事情の悪かった日本において、動物性の脂肪が良いと思われていた時代がありました。
そんな昔の名残です。
この飽和脂肪酸は、身体に悪影響が多いことが分かっています。
お肉、飽和脂肪酸はできる限り遠ざけましょう。
オメガ6系不飽和脂肪酸(サラダ油)からオメガ3系不飽和脂肪酸へ
飽和脂肪酸が悪さをすることが分かってきたので、植物性の油が薦められるようになりました。
これは、主にリノール酸、アラキドン酸のオメガ6系不飽和脂肪酸と呼ばれる、ベニバナ油、ヒマワリ油、大豆油、コーン油です。
サラダ油やマヨネーズはほとんどがこの油です。
ちょっと以前まで、お歳暮に贈るオイルセットに入っていたオイルです。
しかし、このオメガ6系不飽和脂肪酸には、アレルギー体質になったり、炎症を引き起こしたり、脳梗塞や心筋梗塞を引き起こす血栓を作りやすくすることが分かってきました。
このオメガ6系不飽和脂肪酸は、多くの食べ物に含まれていることから、意識的に減らすことが必要です。
そして、近年は、オメガ6系不飽和脂肪酸に変わる不飽和脂肪酸として、エゴマ油、シソ油、アマニ油、チアシード油などに含まれるオメガ3系不飽和脂肪酸が、アレルギー、炎症を抑え、血栓の抑制をすることから薦められています。
そして、オリーブ油やアボガド油に多く含まれるオレイン酸、オメガ9系不飽和脂肪酸が、善玉コレステロールを保ち、悪玉コレステロールだけを下げることから健康的なオイルとされています。
オメガ6系不飽和脂肪酸:オメガ3系不飽和脂肪酸は、40:1にもなっていると言われる日本。
あなたが美しく、綺麗に、元気になるためには、
オメガ6系不飽和脂肪酸:オメガ3系不飽和脂肪酸:オメガ9系不飽和脂肪酸は、1:1:1が理想的です。
トランス脂肪酸は危険!
動物性の油が悪いことが分かってきた頃、動物性の油から作るバターよりも植物性の油から作るマーガリンのほうが健康に良いと考えられた時期がありました。
しかし、マーガリンに多く含まれるトランス脂肪酸が、身体に深刻な悪影響を及ぼすことが分かってきて、諸外国では法規制が始まっていますが、日本ではまだまだ動きが鈍いようです。トランス脂肪酸をとらないように自衛したいですね。
トランス脂肪酸が多く含まれる食品
マーガリン、ラード、ショートニング、牛脂、ビスケット、スナック菓子、チョコレート、ケーキ、マヨネーズ、菓子パン、食パン、即席中華めん、牛肉、油あげ、がんもどき、牛乳、バター、プレーンヨーグルト、チーズ、アイスクリーム、練乳、脱脂粉乳、牛の内臓、食用油、カレールー、ドーナツ・・・などなど。
トランス脂肪酸が引き起こす病気
冠動脈疾患、虚血性心疾患、肥満、糖尿病、アレルギー性疾患、、ガン、脳卒中、胆石、加齢黄斑変性症、認知症、胎児の体重減少、胎児の死産・流産リスクの増加、母乳を介してのトランス酸の赤ちゃんへの移行・・・などなど
ココナッツ油が話題に!
ビーガン・ダイエットに欠かせないのが、このココナッツ油です。
ココナッツ油は、動物性の油と同じ飽和脂肪酸になります。
飽和脂肪酸は、食べるとすぐにエネルギー源に変わりまが、食べた飽和脂肪酸をエネルギー消費できないと、あまった脂肪があなたのお肉なり、動脈硬化など病気を引き起こしますので、控えるべき油です。
しかし、飽和脂肪酸の中で、ココナッツ油に多く含まれる中鎖脂肪酸は、身体の燃焼をサポートし、ダイエットに役立つことからビーガンの人たちを中心に注目を集め、流行っています。
またココナッツ油に含まれるラウリン酸は、母乳にも含まれる成分で、ウイルスや病原菌と戦うあなたの能力である免疫システムをサポートすることが分かっています。
そして、糖質制限ダイエットで言われるように、ケトン体を作る能力が高まりますので、是非、食べたいオイルです。
脂肪酸(油)のまとめ
トランス脂肪酸を止める。
動物性の飽和脂肪酸とサラダ油などのオメガ6系不飽和脂肪酸を減らす。
エゴマ、アマニ油などのオメガ3系不飽和脂肪酸とココナッツ油を食べる。
ポイント2.炭水化物、砂糖、スポーツドリンク
炭水化物は、3大栄養素の一つで、必ず食べないといけない栄養素と考えられていましたが、疑問が上がっています。
そのうえ、カロリーばかり考える近代栄養学では見落とされがちなのが、単純炭水化物と複合炭水化物の違いです。
カロリー換算してしまうと同じですので区別をしない傾向にあります。
しかし、あなたの身体に入った時には、大きな違いを生みだします。
単純炭水化物って何?
複合炭水化物を、加工、精製したものが、単純炭水化物です。
例えば、玄米は、複合炭水化物ですが、精製した白米は単純炭水化物となります。
複合炭水化物を炭水化物、単純炭水化物を糖質と呼ぶ先生も多くなってきました。
複合炭水化物を加工、精製する過程で、食物繊維、ビタミン、ミネラルや酵素などをすべてを壊して、取り去ってしまいます。
特に、加工、精製されすぎた単純炭水化物の砂糖はたくさんの病気のもとになります。
砂糖が引き起こす病気には、
低血糖症、免疫システムの低下、肝臓や腎臓の肥大、尿酸の増大、情緒障害、虫歯、ドーパミンやセロトニンの脳内物質のアンバランス、そしてカンジダ菌などの異常増殖などなど上げたらきりがありません。
おまけに、砂糖は太ります!
そして、中毒、依存症になりますので、今日から、今からやめましょう!
人工甘味料の罠
砂糖は、太る、つまりカロリーも多いし、有害なのはわかりました。
そこで、人工甘味料がでてきましたが、これが、砂糖よりももっと恐ろしいのです。
- アスパルテーム
シュガーレス食品やカロリーゼロ表示の飲料水に使われているアスパルテーム。
FDA(米国食品医薬品局)で、8回も承認が棄却されたいわくつきの人工甘味料です。
当初からアスパルテームの有害性を指摘する学者さんが多いのですが、なぜか承認され、疑惑の多い人工甘味料です。
アスパルテームは、メタノール、アスパラギン酸、フェニルアラニンに分解されるのですが、特にメタノールの強い発がん性は有名です。
- アスパルテームで危惧される副作用
記憶障害、神経細胞の損傷、偏頭痛、生殖障害、精神錯乱、脳障害、失明、関節痛、アルツハイマー、脳神経疾患、脱毛、体重増加など
- スクラロース
スクラロースは、砂糖を塩素処理して作られたもので、その性質は、有害なダイオキシン、PCB、DDTにとてもよく似ています。
そして、FDA(米国食品医薬品局)は、98%純粋としていますが、残りの2%に少量の重金属、メタノール、砒素が不純物として入っていることが知られています。
- スクラロースで危惧される副作用
下痢、免疫システムの低下、生殖機能の損傷、肝臓肥大、脳の肥大、胎児の体重減少、リンパ腫、白血病、白内障など
炭酸飲料、スポーツドリンクはやめる
日本では、ペットボトルを常に飲んでいる人をよく見かけるようになりました。
特に、夏場は熱中症対策に、スポーツドリンクを推奨するテレビなどのマスメディアをよくみかけます。時には、ドクターからスポーツドリンクを勧められた人もいます。
驚くことに、中学校の部活で、スポーツドリンクを持ってくること、飲むことを義務付けしている先生もあると聞きます。
人工甘味料を使用した炭酸飲料、スポーツドリンクやその他のペットボトル飲料は、止めましょう。
天然甘味料を選びましょう
- メープルシロップ
- はちみつ
- アガベシロップ
- ステビア
- 三温糖
- 黒砂糖
- テンサイ糖
などがあります。
これらの本物の天然甘味料は、未加工で、ビタミン、ミネラルなどがたっぷりと入っています。
砂糖などの単純炭水化物と違い、天然甘味料などの複合炭水化物は、ゆっくり吸収されますので、血糖値の変動が緩やかで健康的な甘味料と言えます。
※天然甘味料もたくさん摂れば害がでる可能性があります。なるべく控えるようにしましょう。
炭水化物のまとめ
人工甘味料は止める。
加工、精製されすぎた単純炭水化物(砂糖)を減らす。
未精製の複合炭水化物を選ぶ。
ポイント3.タンパク質
アミノ酸スコア
タンパク質は、筋肉や内臓などを作る重要な構成成分です。
あなたの身体の12~15%は、タンパク質でできています。
タンパク質は、血液、内臓組織、筋肉にあるのですが、特に骨格筋に多くあり、身体内の総タンパク質の約65%を占めます。
タンパク質を作る単位であるアミノ酸。
あなたの身体内には、約3万種類のタンパク質があると言われますが、そのタンパク質の特徴は、個々のアミノ酸の配列によって代わります。
タンパク質を建物と考えると、アミノ酸は、ブロックやレンガです。
全てのたんぱく質は、20種類のアミノ酸からできています。
このうち8種類(子どもでは9種類)が身体内で作ることができません。
そこで、身体内で作ることができないアミノ酸を必須アミノ酸と言い、イソロイシン、ロイシン、リジン、メチオニン、フェニルアラニン、スレオニン、トリプトファン、パリンです。
残りの12種類は、身体内でできるので、非必須アミノ酸と呼ばれます。
この必須アミノ酸の完全さを「アミノ酸スコア」と呼びます。
動物性タンパク質、つまりお肉は、アミノ酸スコアがほぼ1.0です。
豆や、穀類などは、1種類以上の必須アミノ酸が不足していて0.5と低い値になります。
そこで、牛を草やとうもろこしで育てると、メチオニン(必須アミノ酸)が不足するので、効率よく大きく育てるために、肉を食べさせるようになりました。肉骨粉を牛に食べさせたのが狂牛病の原因ではないか、と疑われたことがありますが、牛に肉骨粉を食べさせるのはこのためです。
本来草食動物の牛に肉を食べさせる、共食いをさせることに不自然さを感じます。
あなたは、肉食?それとも草食?
肉食系女子、草食系女子、なんて流行りましたが、まじめな話です。
私たちの歯の形状から考えてみましょう。
あなたの歯は、32本あります。その内、20本が臼歯、8本が門歯(側切歯、中切歯)、4本が犬歯です。
臼歯は、雑食、門歯は草きり歯、犬歯は肉食の歯です。
しかし犬歯は、肉食動物のように鋭くなく、門歯に近くなっています。
つまり、草食動物の歯並びとよく似ていますので、人間は雑食が適しているようです。
動物として考えてみよう
人間とよく似ている動物を考えてみますと、サルではないでしょうか?
自然のサルは、フルーツを食べています。
やはり、人間もフルーツを食べるようにできているようで、唾液がアルカリ性で、動物の肉を分解するようにはできていないのです。
ちなみに、肉食動物の唾液は酸性で、肉を食べるように作られているのです。
そして、人間の胃液は、肉を消化する塩酸が少量で、反対に肉食動物の胃液は、人間の10倍の塩酸量と言われています。
その上、肉食動物よりも腸が長いため、未消化の肉が胃や腸に長時間留まることになります。
- 想像してみてください。
真夏のベランダに長時間、生ごみを置いたら、どうなるでしょうか?
当然、腐り、ものすごいことになります。
これが、お肉を食べたときのあなたの胃や腸の中の状態です。
この腐った肉が、あなたの身体になるのです!
それでもお肉を食べますか?
そもそも食肉産業の実態を知っていますか?
食肉産業の工業化は、悲惨極まりない状況です。
鶏は、ゲージで押さえつけられるように、身動きできない状態で一生を送ります。歩くこともしゃがむこともできません。そして、くちばしの先を切りとられてしまいます。
牛も豚もせまい檻に閉じ込められています。
牛は、烙印でやけどをし、睾丸と角を切り取られます。
豚も烙印でやけどをし、去勢、耳や尻尾を切り取られ、歯を抜かれます。
この悲惨なストレス環境の上に、不潔で劣悪な環境で飼育されるので、動物たちは病気になりやすいのです。そこで動物たちの病気予防のために、定期的に抗生物質を投与されています。
この残留抗生物質や耐性菌の問題を危険視する研究は数多くあります。
動物たちの悲鳴が聞こえるようです。
食用の牛、豚、鶏や乳牛は、効率化のために命の尊厳は一切ありません。
狭い檻の中で、無理やり飼料を流し込まれるカモの様子がYoutubeなどの動画サイトで見ることができます。中には、トラウマになるような衝撃的な映像もありますので、ご注意下さい。
工業化された食肉産業の肉に残留している薬品の一部を紹介します。
- BHC(ベンゼンヘキサクロリド、有機塩素系農薬)
- クロルデン(有機塩素系殺虫剤)
- ジクロロジフェニトリクロロエタン(DDT、殺虫剤)
- ジエルドリン(殺虫剤)
- ダイオキシン
- エストロゲン
などなど、数多くの農薬や殺虫剤系の薬物が確認されています。
この残留薬物は、肥満や、肝臓病、腎臓病、生殖機能障害、先天的欠損症、流産、さまざまな神経系や脳障害との関係が示唆されています。
もちろん、国として、様々な規制がされるのですが、イタチゴッコのようです。
(閲覧注意)食肉処理場を想像したことありますか?
この項目は、トラウマになる表現が含まれますので、心配な方は飛ばして下さいね。
命の尊厳の一切ない工業化された悲惨な畜産業界、そして、そのお肉の残留薬品の危険性をみてきましたが、実はこの食肉処理がもっともキツイです。
屠殺するときに、金属性ボルトを頭蓋骨に打ち込み、引き抜く方法がありますが、効率優先のためボルトの打ち損じもあるようです。
または電気装置で気絶させるのですが、その衝撃が強すぎると豚の皮膚に傷がつきますので、弱く設定しておきます。
気絶していても、意識があっても、牛や豚は、チェーンで天井から高くつるされます。
そして、もがいて悲鳴を上げている牛や豚の、のどをかき切っていきます。
隣で仲間の牛や豚が殺されるのをみながら、自分の番を待ちます。
そして、血抜き、皮はぎと流れ作業が続きます。
これ以上はあまりにも残酷すぎて書くことができませんが、この食肉処理場の状況は、あなたにも知ってもらいたいことのひとつです。
そして、動物たちが尊厳のかけらもない扱いをされ、動物たちが抱く恐怖はいかほどか想像を絶します。
あなたは、この怒りや恐怖、絶望に満ちた肉を食べ続けますか?
ピンクスライム肉ってご存知ですか?
食肉処理場で出たくず肉、肋骨や脊椎に近い肉や塊にならずに捨てられるような肉をスライム肉と言います。
この肉を洗い、漂白剤やアンモニアで消毒し、ミンチにして食品添加物で色や味をつけた肉をピンクスライム肉と言います。
一部のファストフード店で使っていたことが分かり、その製造方法を海外のテレビが放送したこともあり、一時センセーショナルな話題となったのを知っている人もいるかもしれません。
あなたが、食べているお肉は大丈夫?
ベジタリアン(菜食主義)は、アミノ酸スコアが足りなくなる?
多くの近代栄養学では、植物性タンパク質しか食べないと、アミノ酸スコアは未完全で不健康になると言われることがあります。
それは必須脂肪酸であるリジンが穀物に欠けていて、メチオニンは豆類で欠けているからです。
しかし、穀物と豆類を一緒に食べることで解決してしまうように思うのですが、いかがでしょうか?
特に日本人の場合は、穀物や大豆食品に恵まれていますので、動物性タンパク質に頼らなくても植物性タンパク質で十分補給できます。
また植物性タンパク質には、穀物、大豆以外にもたくさんの豆類がありますよね。そのほかにもナッツ類、ゴマなどの種、フルーツ、野菜、全粒粉があります。アボガドなどもタンパク質が豊富です。たくさんの種類を食べることで、アミノ酸スコアを満たすことができるだでなく、食物繊維、ビタミン、ミネラルや酵素がたっぷりと摂れます。
大豆は乳がんを引き起こす?
女性ホルモンであるエストロゲンが女性のホルモンバランスを崩し、その結果、乳がんや不妊症、子宮筋腫や卵巣のう腫、更年期障害などの女性ホルモンが関係した病気を引き起こすことが分かってきています。
そして、大豆に含まれるスチロールの1種であるジオスゲニンは、プロゲステロン、DHEA、エストロゲン、テストステロン、コルチゾールなど、製薬会社が作るホルモン剤の原材料になっていることから、危惧されているようです。
しかし、事実は、大豆に中にある植物エストロゲンが、人間のエストロゲンのレセプターに入り込むことで、弱い働きしかしません。
そして、もっと強い環境ホルモンなどの合成エストロゲンがレセプターと結びつくのを邪魔します。
そのことで、結果としてエストロゲンの働きが強くなりすぎず、病気や症状を引き起こすことを防ぎます。
繰り返しますが、大豆などに含まれる植物性エストロゲンは、あなたのホルモンバランスを結果として整えてくれます。
タンパク質のまとめ
植物性タンパク質は、穀物、豆腐、大豆、豆類、ゴマなどの種、野菜、果物をバリエーション豊かに摂る!
ポイント4.牛乳、乳製品
牛乳って何だが考えたことがありますか?
当たり前ですが、牛のおっぱいなのです。
牛の赤ちゃんは2年間で、4kg.から90kg.まで成長します。
大人であるあなたが、牛の赤ちゃんと同じものを飲んでいたら、太ると思いませんか?
牛乳は、骨を作る、骨粗しょう症の予防になると宣伝されていますが、事実は反対です。
ハーバード大学、イエール大学、ペンシルベニア州立大学など様々な研究機関で乳製品は骨粗しょう症の予防ができないと証明しています。
むしろ反対に、あなたの身体内のカルシウムを排出してしまう、つまり骨粗しょう症を引き起こしていることを証明しています。
乳製品が引き起こす病気
頭痛、骨粗しょう症、免疫システムの低下、アレルギー性疾患、中耳炎、肥満、心臓病、糖尿病、乳がん、前立腺がん、卵巣がん、クローン病、過敏性腸症候群、 貧血、不安神経症、関節炎(痛)、繊維筋痛症、にきび、 胸焼け、消化不良・・・などなど数多く報告されています。
カルシウムが豊富な食べ物
からし菜、キャベツ、昆布、海草、ブロッコリー、クレソン、ひよこまめ、大豆、豆腐、ゴマなどの種、生のナッツなどなどがあります。
乳製品のまとめ
乳製品は止めましょう!
ポイント5.1日3食
健康には、1日3食って言われていますが、実はエビデンス(証拠)はありません。
朝は、あなたの身体をクレンジング(掃除)、デトックス(排毒)する時間帯ですので、水や白湯、フルーツを食べるようにします。
そうすることで、お昼は、お腹がしっかり空いている状態になります。
空腹を感じると、成長ホルモンが増し、若返り遺伝子と呼ばれる「サーキュイン遺伝子」が働きます。そして、アディポネクチンと呼ばれるホルモンで血管を掃除してくれます。
1日3食のまとめ
1日3食にこだわらずに、午前中は空腹にして、若返り、肌や血管を綺麗にしましよう。
あきらめないで!止められないのは中毒、依存症だからです。
お肉、砂糖(単純炭水化物)や乳製品がなかなか止められないのは、あなたの意思が弱いからではないのです。
中毒、依存症なのです。
モルヒネ、ヘロインやマリファナのような麻薬と同じように脳に作用しているのです。
お肉、砂糖(単純炭水化物)、乳製品や麻薬は、摂取すると脳の神経伝達物質であるドーパミンが大量にでます。
ドーパミンは悦びや快感を感じる脳内物質です。
具体的に、お肉は、口に入った途端に、快楽ホルモンがでます。またインスリンが大量に分泌され、ドーパミンを誘発します。だから止められないのです。
砂糖もまたドーパミン分泌を促し、幸せホルモンと呼ばれるセロトニンも高めるために止められないのです。
乳製品に入っているカゼインの中に、微量のモルヒネが含まれています。
繰り返しますが、お肉、砂糖(単純炭水化物)や乳製品を止めるのは、麻薬中毒患者さんが止めるのと同じことなのです。
中毒、依存症治療にもっとも効果があること
諸外国では、中毒、依存症治療は大きな社会問題になっています。
その中で、大規模、長期間の調査研究で導き出されたもの・・・
それは、「きずな」だったのです。
家族や社会とのきずなを持てるようにサポートすることが、中毒、依存症から脱却する近道だったのです。
もしも、あなたが、元気になり、ダイエットに成功し、ダイヤモンドのような人生を送るために、Vegan(ヴィーガン)・ダイエットを試してみよう!
と考えたなら、家族や友達に宣言して、サポートをしてもらいましょう。
宣言された家族や友達は、Vegan(ヴィーガン)・ダイエットは、危険ではないか?不健康になるのではないか?とあなたを心配するあまり、止めるように助言するかもしれません。
そんな時には、この記事を一度読んでもらって下さいね。
さぁ、はじめよう♪
あなたに、質問です。
あなたが、人生の中で一番、元気に輝いていたときはいつ頃だったでしょうか?
小学生の頃?
中学生の頃?
大学生の頃?
そして、その時のエネルギーあふれる感覚を思いだして、感じてみて下さい。
それは、朝、目覚めたときのスッキリ感かもしれません。
それは、友達と話している時のワクワク感かもしれません。
それは、歩いているときに、スキップしたくなるような躍動感かもしれません。
その時のように、あなたがダイヤモンドのようにキラキラ輝いている人生を引き出し、あなたのカラダが目覚めるVegan(ビーガン)・ダイエット。
さぁ、あなたの新たなページがはじまりますよ。
また、Vegan(ヴィーガン)について詳しく知りたい方は、連載中のこちらもチェックして下さいね
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痩せるためのビーガンダイエットではなく、5年後10年後の病気知らずの体を目指すためのビーガンは有効だと思いました。もともと肉類はあまり食しませんので、砂糖、乳製品を減らして行きたいです。(なのに、幸せを感じる食べ物は砂糖と乳製品でできているのですよ!まったく。)
それより驚いたのは食肉産業、むごいですね。そんなやり方をしているのは日本だけでしょうか?
アメリカやオーストラリアの牛肉も同様に作られているのか、気になります。
世界中では、食料不足の地域もあれば、食べ過ぎて困っている国もあります。上手に分配する手立てはないものかと考えさせられます。、
戸松さん、コメントありがとうございます。
本当にそうですよね。5年後、10年後も健康で元気でいるために、Vegan(ビーガン)を上手に取り入れたいですよね。
食肉産業の実態は、海外の方がひどい傾向にあります。しかし、自然に根ざした畜産も芽生えておりますので、格差が大きいと言えると思います。私たち消費者が真実を知り、声を上げることが大切だと思うんです。
食糧不足の問題ですが、先進諸国の私たちが、酪農製品を10%減らせば、世界の食糧不足は解決するとする学者さんもいます。たった10%ですよ。食品ロスの問題も含めて、日々の私たちの選択が世界平和につながると思う今日この頃です。