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Veganというライフスタイルへシフトしたきっかけ

 2016/09/06 vegan/vegetarian ダイエット ライフスタイル 健康食・栄養
この記事は約 7 分で読めます。
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小野 瑠璃の Vegan Journey Around The World
Vol.1

そもそも Vegan って何でしょう?
読者の方は、もう既にご存知のかたも多くいらっしゃると思いますが、簡単に言えば動物性を一切摂らない、生活に取り入れないことを意味します。
よく食事法だけだと思うかたもいらっしゃいますが、Veganとはライフスタイル全体を指し、食事から革製品にいたるもの全ての使用をなるべく避けて生活をするひとつのライフスタイルのことです。

一方、ベジタリアン(Vegetarian)というと、お魚や乳製品を食べるか否かなど人にもよりますが、一般的にお肉を食べない人をさすことが多いです。

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私がVeganのライフスタイルを送るきっかけとなった理由は3つ。

健康、環境、ある一人の女性との出会いです。
沖縄からオーストラリアでの話を少しお話し致します。

健康番組へのレギュラー出演

私は大学生のとき、健康番組へのレギュラー出演がきっかけとなり、もともと興味のあった健康にさらに興味を持つようになりました。

放送された次の日にはテーマとなったその商品がスーパーから一気になくなるという現象が度々ありました。
テーマの食材を試してはよく自分自身で人体実験をしていたりして、食事によって心身は変化し、食べたもので身体も精神も変化すると実感したきっかけとなりました。

沖縄での島生活

そして 自然な生活をしたくて思い立ったのが島生活。
大学を卒業と同時に沖縄へ移住し、島生活を1年送りました。
時給も非常に安く、あまり食事にお金をかけられない時期もありましたが、魚を釣ったり、農家のかたから野菜やフルーツを安く譲ってもらったり、結果的に健康的な食生活を送ることができていたんですね。
必然的にお菓子も食べなくなりフルーツばかり食べていたような気がします。

オーストラリアへ

そして海外の食生活も見てみたくて、海が好きな私はそのあとオーストラリアへ渡ります。
最初はアボガドとライムの農園で働きながらほぼ毎日アボガドを食べる生活。
その農園では、牛や鶏、馬も家畜していましたが、わたし自身もお世話もしていた為、私にとってはペットのようでした。

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オーストラリアといえばオージービーフですが、夕食にビーフがでても食べる気にはなれず、アボガドばかりをせっせと食べていた記憶があります。

もともとお肉が苦手なのもありましたが、いつも見る子牛たちのことを思い出し、命の有り難みを感じました。
野菜でも動物性のものでも、どこでどう育てられたかわからないものよりも自分で育てて食べたものは命を戴くという感謝の感情が強くなることをそこで感じました。
アボガドだって私にとっては一層、愛おしく感じましたよ(笑)

炎天下のなか、もぎ取って工場で一つ一つ手に取って箱に詰めていく作業も、動物を育てていく作業も愛を込めていれば食事も一層美味しいのですね。

さて、話が飛んでしまいましたが、その後私はリゾート地でのホテル内にあるスパで働き始めます。
そこで出会ったスタッフの一人の女性。アンジー。
その子こそが私のVeganというライフスタイルを送る大きなきっかけとなった人物です。
あるとき休憩でランチを一緒に食べる際に、ビュッフェでお肉や魚があるにも関わらずアンジーは一切手をつけないことに気づき、「アンジー、食べないの?」と私。アンジーは「私Veganなのよ。」と。
理由は色々あるけど一番は環境と動物だという。

当時 私は23歳。
ベジタリアンやVeganという存在は知っていたものの、お肉を食べれなくなった私って変かなーと思っていた食生活にアンジーの考え方を聞いて、終止符が打たれました。

気がつけば、ホテルスタッフにもVeganの人が何名かいて、何を食べているのかなど食事の話やきっかけ話をよく聞いていました。
動物性食品を大量に生産する畜産工場の在り方とそれが環境問題へ繋がっていることに気付き、健康以外に動物や環境からVeganになっている人や認知度がオーストラリアには多いことに気づいたのです。
オージービーフのイメージが強かったため、Veganってこんなにいるんだと思ったのが意外でもありました。

ここは移民の国、オーストラリア

人種も様々ですし、宗教や思想も様々。

ベジタリアン率も高く、スーパーでもベジタリアン、Vegan、ハラル対応の商品が必ずあります。レストランでも必ずといっていいくらい対応してくれる為、レストラン選びにも困らず、みんなと食事を楽しめるのですね。
(※イスラム教では豚、アルコールなどが禁止され、これらのものを含まないものがハラルとなります。牛、羊、鶏等は禁止はされていませんが、イスラム教の作法に沿って屠畜したもののみがハラルとなります。)

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住んでいた地域ではココナッツが手に入りやすく、モーニングに食べる人が多い。

そしてなんといっても、
オーストラリアに住んでいて日本と大きな差を感じたことは 一人一人の環境へ対する意識がとにかく高かったことです。
CMも洗剤を販売するものが多い日本に対し、オーストラリアでは環境問題を訴えるCMが多かったんですね。
国自体が環境への取り組み、力を入れているためその意識は国民にも伝わっていたと思います。
日本に一時帰国するたびにその意識や感覚の大きな差に違和感を感じ、次第に自分の意識も変化していきました。

地球へ還っていく一連の流れ

美味しそうなハンバーガーを目の前にしたとき、「美味しそう今すぐ食べたい!」という感情が真っ先にくると思います。

その際にこのパテのお肉はどのように育ち、私たちの口に入り血となり肉となり地球へ還っていくのか・・・と想像する人はあまりいない気がしますが、食べる前にちょっと意識してみてください。
口から食べたものが血液となり 、体細胞となって体を構成していくのですから、当然、添加物や農薬が多い食事をすれば体に入るだけでなく、それが 地球に還っていくのです。

そのような一連の流れを意識することがVeganというライフスタイルだと思っています。
Veganは動物性が悪いと訴えるものでもなければ、食事法だけでもないのです。
私の今のライフスタイルは、食事を選ぶ事もとても楽しいですし、身も心もとても楽です。

自分が選ぶものがどのように地球へ還り、影響するかということを意識するようになってからは、生き方の視点がとても変わったと実感しています。
だから食事でも、商品でも選ぶ力は大切になってきます。

例えば、食器を洗う洗剤。
結局は海に流れ出てしまうのですから、本当に環境のことを考えるならば、使用できません。
せめて界面活性剤を使っていないものを選ぶところから始めるとか。
食事ならば農薬散布がない無農薬のものを選ぶとか。
自分で選ばなければななりません。

そういった意味ではオーストラリアは非常に過ごしやすい国でした。
それまで私は「自分の利」のためにだけにオーガニックを選んでいたかもしれません。
そもそも「オーガニックは生態全体を意味するもの」。
地球全体の一部であるとを理解すると選択するものすべてが必然と変わってきます。
自分の健康だけでなく、「地球の健康」も考えてもらえるように生きていきたいと意識するのがVeganというライフスタイルだと私は感じています。

私はアンジーという女性と出会い、一つのライフスタイルを教えてくれた人物であることは間違いありません。
彼女は今、元気な可愛い女の子を産み、「You are what you eat」を楽しんでいます。

まとめ

今まで経験したすべての積み重ねが今の自分であり、生き方に影響しますが、私にとってVeganは一つのライフスタイルであり、好きな生き方です。
それはルールではありません。ただ好きなのです。
Veganとは、食べ方や健康法というだけではないということを理解していただけたかと思います。
皆さんの好きな「生き方」はどんなスタイルですか?
次回のテーマ
「Vegetarian/Veganに対する海外と日本の意識の違い」をお話ししたいと思います。
小野瑠璃さんの連載を読みたい方は、こちらもチェックして下さいね。 

また、Vegan(ビーガン、ヴィーガン)について知りたい方は、こちらもチェックして下さいね。
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小野 瑠璃

小野 瑠璃

Ruri's Vegan Journey Around The Worldの執筆のほか、
2000年 健康番組レギュラー出演をきっかけにVegan中心のライフスタイルをスタート。
2004年オーストラリア、ノースクイーンズランド州でヴィーガニズムな環境で7年間生活し、趣味のスキューバダイビングと共にRawVeganベースのライフスタイルを送る。

2011年 帰国後、拠点を東京に移し、世界のVeganライフスタイルサイト「Vegan Lounge」を立ち上げ、日本とオーストラリアを中心にフォトライターとして活動。

◇Face book Page ◇
https://www.facebook.com/biolapis/

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